フィギュアスケートを見ていて、ときどき思うことがあります。
女子選手の衣装、かなり攻めてるな。
特にペア。
三浦璃来さんは木原龍一さんに、
持ち上げられる。
回される。
投げられる。
逆さまになる。
とにかく動きが激しい。
そんな中でも衣装はピッタリ身体にフィットしています。
写真によっては、
「ちょっと食い込みすぎじゃない?」
と二度見してしまうことも。
ところが、三浦璃来さんの衣装について詳しく見てみると、
単に、
キラキラした可愛いドレス
を着ているわけではありませんでした。
なんと五輪衣装は、
1着作るのに約60時間。
しかも三浦璃来さん自身にも、
「ノースリーブがいい」
というハッキリしたこだわりがありました。
食い込みがどうこう言っている場合ではなかった。
かなり本気の競技道具です。

ペア競技の衣装は「ズレたら終わり」
まず三浦璃来さんの演技を見れば分かります。
普通のワンピースでは無理です。
木原龍一さんが頭の上まで持ち上げる。
高速で回転する。
その状態で三浦璃来さんは姿勢を変える。
そこから降りる。
場合によっては投げられる。
こんなことを普通の服でやったら、
服がどうこう以前に危ない。
フィギュアの衣装は見栄えも大事ですが、
それ以前に、
選手の動きを邪魔しないこと
が絶対条件です。
だから身体にかなりフィットした形になる。
画像によって、
食い込んで見えるほどピッタリ

なのも、ある意味では当然なのかもしれません。
三浦璃来は「ノースリーブが一番滑りやすい」
これが面白い。
2026年ミラノ・コルティナ五輪でフリー衣装を手掛けたのは、カナダ人デザイナーのマシュー・キャロン氏。
キャロン氏によると、
木原龍一さんは、
着心地と動きやすさから七分袖。
一方の三浦璃来さんは、
ノースリーブが一番滑りやすい
と希望していたそうです。
なるほど。
てっきり、
「ノースリーブの方が可愛いから」
くらいかと思ったら、
完全に競技目線でした。
三浦璃来さん。
かわいいドレスを着てる人ではなく、ガチのアスリートです。

当たり前ですが。
五輪衣装は制作60時間
そして驚くのが制作時間。
木原龍一さんの衣装。
約30時間。
三浦璃来さん。
約60時間。
倍です。
60時間。
1日8時間作業しても、
7日半。
自分なら、
ネット通販で服を選ぶだけでも30分くらいで疲れます。
三浦璃来さんの衣装は、
細かな石留め。
カスタムプリント。
ペイント。
そうした作業を積み重ねて作られています。
あの数分間の演技のために60時間。
そう考えると、
「食い込んでるな……」
だけ見ているのが少し申し訳なくなってきます。
いや、気にはなるんですけどね。
どうしてスカート部分は短い?
フィギュア衣装はスカート部分もかなり短めです。
これも、
足の動きを邪魔しない
という意味が大きいのでしょう。
三浦璃来さんの場合はペアです。
木原龍一さんとの距離も近い。
リフトもある。
布が長すぎて引っ掛かったら危険です。
つまり、
身体にフィット。
短いスカート。
ノースリーブ。
全部、
見せるためだけではない。
むしろ世界一になるために、
いらない物を削っていった結果なんですね。
木原龍一と「同じ衣装」にはしない
さらに面白いのが、ペアならではのデザイン。
キャロン氏は、
2人をまったく同じ見た目にするのではなく、
別々の衣装だけど、2人につながりを感じさせる
ことを目指したと説明しています。
言われてみれば、
りくりゅうの衣装って、
完全なお揃いではない。
でも並ぶとちゃんと同じ作品に見えます。

三浦璃来さんばかり見ていると、
「食い込み」
「ノースリーブ」
「脚」
と気になるところが増えてしまいますが、
一度2人セットで見るとかなり計算されています。
リフト中の写真を見ると余計にすごい
特に分かりやすいのが、
リフト中。
三浦璃来さんが頭上まで持ち上げられている写真。
あの状態で衣装がずれない。
装飾が落ちない。
身体の動きを邪魔しない。

しかも見た目はドレス。
普通に考えると結構すごい。
そして写真を静止画で見ると、
どうしても、
「そこ、かなり食い込んでない?」
と見える瞬間がある。
ただ動画で見ると一瞬です。
高速で動いている競技を一瞬だけ切り取るから、余計にそう見えるケースもありそうです。
静止画は恐ろしい。

誰でも変な瞬間はあります。
競技衣装から私服になるとギャップがすごい
そして個人的にかなり好きなのが、
私服とのギャップ。
2026年5月には、
黒の革ジャケット。
黒パンツ。
チェックシャツ。
白いハット。
という三浦璃来さんの私服姿が公開されています。
競技中。
キラキラ。
ノースリーブ。
身体にピッタリ。
宝石。
↓
リンク外。
革ジャン。
急に男前です。
さらにブルガリの撮影では、かなり大人っぽく洗練された姿も披露。
「どんどん垢抜けている」と反響が集まりました。
スケートを引退した今後は、
こういう競技衣装ではない三浦璃来さんを見る機会も増えそうです。
木原龍一は毎回この衣装で持ち上げていた
改めて考えると、
木原龍一さんもすごい。
三浦璃来さんの衣装が、
どれだけキラキラしていようが。
どれだけ装飾されていようが。
どれだけピッタリしていようが。
本人が見るのは衣装ではなく、
「安全に持ち上げられるか」
でしょう。
世界一のペアになるまで何千回とリフトを繰り返してきた2人。
今では婚約者。
普通のカップルなら、
「今日の服かわいいね」
くらいでしょう。
りくりゅうの場合、
その服を着た彼女を頭上まで持ち上げる。
特殊すぎる恋愛です。
まとめ
三浦璃来さんの競技写真を見ると、
確かに衣装がかなり身体にフィットしていて、
画像によっては、
「食い込んで見える」
瞬間もあります。
ただ衣装について詳しく見ていくと、
三浦璃来さん自身が動きやすさを重視してノースリーブを希望。
五輪衣装はなんと約60時間かけて制作。
細かな石留めやプリント、ペイントまで施されていました。
つまり、
ただのセクシーなドレスではない。
世界一になるための競技道具です。
とはいえ。
60時間かけた超本格衣装だと分かった今でも、
写真によっては、
「いや、やっぱり結構食い込んでるな」
と思ってしまう。
そこは仕方ない。
人間ですから。