※この記事は、2026年8月2日放送の『VIVANT』第12話が放送される前に執筆した考察記事です。放送前の予想を残したまま、放送後に答え合わせを追記しています。第12話のネタバレを含みます。
2026年7月26日に放送された『VIVANT』第11話では、黒須駿を含む別班員5人が、ほぼ同時に拉致される事件が発生しました。
続編の初回でありながら、物語は第1シーズン最終回から時間を空けず、乃木憂助がベキたちを撃った「あの日」の裏側から始まっています。
第11話で特に気になったのは、次の点です。
- 黒須を含む別班員5人を拉致したのは誰なのか
- 5人が別々の国へ運ばれた理由
- 別班員の極秘情報はどこから漏れたのか
- AIハヤトが示した新庄犯人説は正しいのか
- アリがキプロスにいた理由
- 第12話に登場する新たな別班員は誰なのか
結論からいうと、黒須は自分の意思で姿を消したのではなく、訓練を受けた謎の工作員に襲われ、アゼルバイジャン方面へ運ばれた可能性が高いです。
一方、AIハヤトは新庄浩太郎が情報を漏らした可能性を95%と分析しましたが、新庄が拉致事件すべてを計画した首謀者だと確定したわけではありません。
むしろ、新庄を表に出している人物や組織が、事件の本当の黒幕なのではないでしょうか。
この記事では、『VIVANT』第11話までの流れと詳しいあらすじを振り返りながら、黒須失踪、別班5人の拉致、新庄黒幕説を考察します。
VIVANT第11話までの簡単なあらすじ
丸菱商事に勤める乃木憂助は、表向きは温厚な商社マンですが、その正体は自衛隊直轄の非公認組織「別班」の諜報員です。
丸菱商事で発生した誤送金事件を追ってバルカ共和国へ向かった乃木は、公安の野崎守、医師の柚木薫、少女ジャミーンらと出会います。
やがて、国際テロ組織「テント」の指導者ノゴーン・ベキが、生き別れた実の父親・乃木卓であることが判明。
乃木は別班員の黒須駿とともにテントへ潜入し、ベキたちがテロではなく、バルカの孤児を救うために活動していた事実を知りました。
しかし、ベキは日本への復讐を果たすため、バトラカ、ピヨとともに乃木家へ向かいます。
乃木は父親であるベキに銃弾を放ち、3人を止めました。
その後、神田明神で薫とジャミーンに再会した乃木は、祠に置かれた赤い饅頭を発見します。
第11話は、まさにその日の裏側から始まります。
赤い饅頭は別班からの緊急招集だった
神田明神で薫とジャミーンに「ただいま」と告げた乃木。
長い任務を終え、ようやく日常へ戻れるかに見えましたが、乃木の別人格であるFが、祠に置かれた赤い饅頭に気づきます。
赤い饅頭は、別班の司令・櫻井里美からの緊急招集を知らせる合図でした。
乃木が櫻井のもとへ向かうと、別班の存在そのものを揺るがしかねない事件が発生していました。
病院にいた別班員4人が同時に消える
第1シーズンで乃木に撃たれ、国内の病院で治療やリハビリを続けていた別班員4人が、ほぼ同時に姿を消していました。
| 別班員 | 演じる俳優 |
|---|---|
| 高田明敏 | 市川笑三郎 |
| 和田貢 | 平山祐介 |
| 廣瀬瑞樹 | 珠城りょう |
| 熊谷一輝 | 西山潤 |
4人は第1シーズンのテント潜入作戦で乃木に撃たれましたが、乃木は急所を外していました。
第11話では4人の生存が改めて確認された一方で、その本名や入院先を知る何者かが、一斉に拉致を実行したことになります。
別班員の身元は極秘情報です。
4人の情報が外部へ漏れていたとすれば、別班内部か、別班と関係する政府機関に情報提供者がいる可能性も考えられます。
AIハヤトが新庄の関与を95%と分析
別班の捜査を支援する新システムとして登場したのが、スーパーコンピューターのAIハヤトです。
AIハヤトは、別班員の情報を漏らした可能性が最も高い人物として、元公安の新庄浩太郎を挙げました。
新庄は第1シーズン最終回で、テントに協力する「モニター」だったことが判明。
さらに、拘束されていたベキたちの脱出にも関与しており、現在は行方が分からなくなっています。
AIハヤトは新庄の関与を95%と分析しましたが、残りの5%が残されています。
この数字は、新庄が怪しいことを示す一方で、新庄ではない可能性も意図的に残した表現に見えました。
乃木が野崎へ別班員の家族の警護を依頼
乃木は、拉致された別班員の家族にも危険が及ぶ可能性を考えました。
しかし、別班の任務を公にすることはできません。
そこで乃木は、公安の監視を逆に利用し、スマートフォンの電波を一瞬だけ発信。
その意図を察した野崎と、日本橋三越本店で合流します。
乃木は野崎に、拉致された別班員の家族を警護してほしいと依頼しました。
第1シーズンでは互いの正体を探り合っていた乃木と野崎ですが、第11話では、長い説明をしなくても互いの考えが分かる関係になっています。
乃木は宇佐美を本部長に推薦
丸菱商事では、フローライト事業を担当する新しい部署の本部長に、乃木を抜てきする案が浮上しました。
しかし、乃木は上司の宇佐美哲也を本部長に推薦。
自分はバルカの現地責任者として、引き続き現地へ出入りできる立場を確保します。
乃木が昇進を辞退したのは、別班の任務とフローライト事業の両方を続けるためでしょう。
会社員としての立場まで任務に利用する、乃木らしい判断でした。
その夜、フローライト事業の情報を狙う産業スパイが乃木の部屋へ侵入しますが、乃木は事前に気づいており、ドラムとともに相手を制圧します。
乃木がベキたちの遺骨をノコルへ届ける
乃木とドラムはバルカへ渡り、ノコルたちのもとへ向かいます。
乃木が運んできたのは、ベキ、バトラカ、ピヨの遺骨とされる3つの骨壺でした。
乃木はノコルたちに遺骨を引き渡しますが、第11話ではベキたちの最期が改めて詳しく描かれたわけではありません。
そのため、ベキ生存説が完全に消えたとは言い切れない状態です。
バルカに残っていた黒須も行方不明に
バルカでは、黒須がノコルたちのフローライト事業を支援していました。
しかし、黒須とも連絡が取れなくなっていました。
黒須が暮らしていたゲルを確認すると、入口の鍵は壊され、壁には銃弾の跡が残されています。
乃木がゲルに設置していた小型カメラの映像を確認すると、黒須が複数の工作員に襲われていたことが分かりました。
黒須は乃木家に伝わる守刀を手にして、5人の工作員を相手に抵抗。
複数人を倒しましたが、最後は麻酔銃のようなものを受けて意識を失い、連れ去られてしまいます。
黒須が別班を裏切って自分から姿を消したのではなく、拉致された可能性が高い場面でした。
太田梨歩が別班員5人の移送先を追跡
乃木たちは、天才ハッカー「ブルーウォーカー」こと太田梨歩にも協力を依頼します。
監視カメラや衛星画像などを解析した結果、黒須を含む別班員5人は、それぞれ異なる国へ運ばれた可能性が浮上しました。
| 別班員 | 移送先とみられる国 |
| 黒須駿 | アゼルバイジャン |
| 高田明敏 | キプロス |
| 和田貢 | トルクメニスタン |
| 熊谷一輝 | ジョージア |
| 廣瀬瑞樹 | イスラエル |
一見すると、5人は別々の場所へ分散させられたように見えます。
しかし、移送先を地図上で確認すると、いずれも「ノアの方舟」が漂着したという伝説が残るアール山、一般的にはアララト山と呼ばれる地域を囲むように位置していました。
敵は5人を完全に分断したのではなく、別々の経路を使って最終的に一つの場所へ集めようとしている可能性があります。
キプロスにいたのはアリだった
高田の移送先とみられるキプロスに注目したノコルは、ある人物を思い出します。
乃木とドラムがキプロスへ向かい、そこで発見したのは、かつてテントの幹部だったアリでした。
アリは第1シーズンで乃木にテントの情報を渡し、その後は家族とともにベネズエラへ逃れたはずです。
しかし、第11話ではなぜかキプロスに滞在していました。
アリは乃木の姿を見ると親しげな反応を見せますが、乃木とドラムはアリを拘束。
アリが驚いたところで第11話は終了しました。
アリが拉致事件の黒幕なのか、それとも新たな敵につながる情報を持っているだけなのかは、まだ分かっていません。
VIVANT第11話で判明したこと
赤い饅頭は別班の緊急招集を知らせる合図
第1シーズン最終回で乃木が発見した赤い饅頭は、別班からの緊急招集を知らせる合図でした。
赤い饅頭が意味していた新たな任務は、行方不明となった別班員たちの捜索です。
続編が第1シーズンのラストから直接始まることを示す、重要な伏線回収でした。
乃木に撃たれた別班員4人は生存していた
高田、和田、廣瀬、熊谷の4人は、乃木に撃たれた後も生存し、国内の病院で治療を受けていました。
乃木が急所を外して撃っていたという第1シーズンの説明が、今回の拉致事件へつながっています。
黒須は自分の意思で消えた可能性が低い
黒須は、突然姿を消しただけではありません。
監視カメラには、侵入してきた工作員へ本気で抵抗する姿が映っていました。
映像がすべて仕組まれたものでない限り、黒須が別班を裏切り、自分の意思で姿を消した可能性は低いでしょう。
新庄が情報漏えいに関与した可能性が浮上
AIハヤトの分析では、新庄が別班員の情報を漏らした可能性は95%です。
ただし、これは新庄が事件の首謀者だと確定したという意味ではありません。
新庄が情報提供者や実行部隊との連絡役として利用されている可能性も残っています。
別班員5人の移送先には共通点がある
黒須たちは無関係な国へ運ばれたのではなく、アール山周辺を囲む地域へ移送されていました。
別々の国へ運ぶことで追跡を困難にしながら、最終的には5人を同じ場所へ集めようとしている可能性があります。
アリはベネズエラではなくキプロスにいた
第1シーズンでベネズエラへ逃れたはずのアリが、キプロスにいたことが判明しました。
ただし、アリが自分の意思でキプロスへ移動したのか、誰かに呼び出されたのか、家族を人質に取られているのかは分かっていません。
VIVANT第11話で新たに生まれた謎・疑問
第11話では、赤い饅頭や別班員4人の生存など、過去の伏線が回収されました。
その一方で、続編全体を動かす新たな謎も一気に提示されています。
第11話の謎① 黒須を含む別班員5人をなぜ拉致した?
最も大きな疑問は、敵がなぜ別班員5人を殺さずに拉致したのかです。
別班員の存在を消すだけなら、その場で命を奪うほうが確実です。
あえて生きたまま連れ去ったことから、敵には5人を利用する目的があると考えられます。
考えられる目的は、主に次の3つです。
別班の極秘情報を聞き出すため
5人は別班の構成員であり、それぞれ異なる任務や情報に接してきた可能性があります。
敵は5人から、
- 別班の指揮系統
- 国内外の協力者
- 別班員の身元
- 海外拠点
- 過去の作戦
- 乃木や櫻井の情報
などを聞き出そうとしているのかもしれません。
乃木を誘い出すため
黒須は乃木にとって、単なる同僚ではありません。
第1シーズンでは、乃木に撃たれた後も任務を続け、テントに拷問されても別班の情報を漏らさなかった相棒です。
敵が乃木の性格や過去を知っていれば、黒須を人質にすれば必ず乃木が動くと考えるでしょう。
病院にいた4人も同時に拉致することで、乃木だけでなく、別班全体を動かすことができます。
5人の能力を利用するため
別班員たちは、表向きの職業や専門分野も異なります。
単に情報を聞き出すのではなく、5人の技術や人脈を利用して、何らかの作戦を実行させる可能性もあります。
現時点では、敵の目的は「別班を消すこと」ではなく、「別班を使うこと」ではないかと考えています。
第11話の謎② 5人を別々の国へ運んだ理由は?
別班員5人は、一つの場所へ直接運ばれたわけではありません。
アゼルバイジャン、キプロス、トルクメニスタン、ジョージア、イスラエルという、異なる国へ移送されています。
考えられる理由の一つは、救出する側の戦力を分散させることです。
別班が5人を同時に救出しようとすれば、複数の国へ人員を送らなければなりません。
しかし、移送先がアール山周辺を囲んでいることを考えると、分散は途中の段階にすぎない可能性があります。
敵は監視をかわすために5つのルートを使い、最後はアール山周辺の拠点へ5人を集めるのではないでしょうか。
ノアの方舟が漂着したとされる場所を物語に選んだことにも、意味がありそうです。
方舟は「選ばれた者を生き残らせるもの」です。
敵が別班員5人を選び、何か新しい組織や計画に利用しようとしている可能性も考えられます。
第11話の謎③ 別班員の情報はどこから漏れた?
高田たちの本当の身分や入院先は、一般人が知ることのできない極秘情報です。
さらに敵は、バルカにいた黒須の居場所まで正確に把握していました。
情報源として考えられるのは、次のような人物や組織です。
- 新庄浩太郎
- 別班内部の協力者
- 自衛隊や政府の関係者
- 病院関係者
- 公安の内部情報にアクセスできる人物
- AIハヤトへ入力されたデータを操作できる人物
- 元テントのモニターや海外協力者
新庄には、公安とテントの両方に関わっていた過去があります。
ただし、新庄一人が国内4か所とバルカでの拉致を同時に準備し、5つの国への移送ルートまで用意したとは考えにくいです。
新庄が関与していたとしても、背後には資金、人員、航空機、国境を越えるルートを持つ大規模な組織が存在するはずです。
第11話の謎④ AIハヤトの95%を信用していい?
AIハヤトは、映像や通信、人物の行動など、膨大なデータから新庄を容疑者として導き出しました。
しかし、AIが出す答えは、入力されたデータに左右されます。
犯人がデータを改ざんしたり、わざと新庄へつながる証拠を残したりしていた場合、95%という数字自体が、乃木たちを新庄へ誘導する罠になる可能性があります。
『VIVANT』は、視聴者にも分かりやすく怪しい人物を提示し、その裏に別の真相を隠す展開を何度も使ってきました。
そのため、新庄は事件に関わっているとしても、首謀者ではない可能性が高いと考えます。
残された5%が、事件の本当の黒幕へつながるのではないでしょうか。
第11話の謎⑤ アリはなぜキプロスにいた?
アリは、第1シーズンで乃木にテントの情報を渡しました。
乃木はアリの家族を実際には殺さず、家族全員でベネズエラへ逃げられるように手配しています。
アリにとって乃木は恐ろしい相手ですが、家族の命を救った人物でもあります。
そのアリが、自分から乃木の仲間を拉致する理由は見当たりません。
アリがキプロスにいた理由としては、次の可能性が考えられます。
- 元テント関係者に呼び出された
- 新たな組織に協力を強要された
- 家族を人質に取られている
- 高田の移送や監視を任されている
- 新庄や元モニターの情報を追っていた
- 事件を調べるために潜入していた
第11話ラストは「アリが黒幕だった」という種明かしではなく、アリへの尋問から新たな敵が見えてくる展開の入口だと思います。
VIVANT第11話を見た感想
第11話を見て最初に感じたのは、本当に第1シーズン最終回の続きから物語が始まったことへの驚きでした。
続編では数年後の乃木たちが描かれると思っていましたが、神田明神で薫とジャミーンに再会した裏側で、すでに別班員の拉致事件が始まっていたことになります。
第1シーズン最終回で感動的に描かれた「あの日」が、第11話を見たことでまったく違う意味を持ち始めました。
特に印象に残ったのは、やはり黒須の戦闘場面です。
黒須は5人の工作員に突然襲われながらも、乃木から預かった守刀を使って最後まで抵抗しました。
第1シーズンでは乃木の作戦を知らされないまま撃たれ、テントでは激しい拷問を受けています。
続編でも初回から拉致されてしまい、黒須にとってはあまりにも過酷な展開です。
一方で、黒須を単なる被害者として描くだけではなく、複数の工作員を相手に戦える優秀な別班員として見せた場面でもありました。
また、新しく登場したAIハヤトが新庄の関与を95%と示した場面も気になります。
95%という数字は非常に高いですが、『VIVANT』でここまで分かりやすく犯人候補を示されると、逆に疑いたくなります。
新庄が完全な味方とは考えにくいものの、今回も誰かの指示で動いているだけではないでしょうか。
さらに、アリの再登場はうれしさと不安が同時にありました。
第1シーズンでは家族と新しい生活を始めたはずなので、再び危険な事件に巻き込まれているとすれば、アリ本人だけでなく家族の状況も心配です。
第11話は、続編の新しい敵をすべて見せる回ではなく、世界各地に散らばる謎を一気に提示した回だったと思います。
黒須、新庄、アリ、AIハヤト、アール山。
現時点では別々に見える要素が、どのようにつながるのかが第12話の注目点です。
【12話放送前予想】VIVANT第12話の予告と展開を考察
第12話は、2026年8月2日午後9時から放送されます。
TBSの公式番組情報では、別班員5人を拉致した首謀者が判明する可能性と、乃木の前に「超意外な人物」が現れることが予告されています。
さらに、事件解決に向けて「新たなる別班」が乃木の前に姿を見せることも明記されていました。
ここからは、第12話の予告や新たに公開された情報をもとに、今後の展開を考察します。
第12話考察① 新たな別班員は誰?
第12話の最大の注目点が、乃木の前に現れる新たな別班員です。
公式情報の表現は「新たなる別班」となっているため、完全な新人が一人だけ登場するとは限りません。
乃木とともに別班員5人の救出へ向かう、臨時のチームが編成される可能性もあります。
最有力は長野利彦専務
現時点で最も可能性が高いと考えているのは、丸菱商事の長野利彦専務です。
長野は第1シーズンで、防衛大学校出身であることが明かされています。
経歴に空白期間があり、本人は薬物治療を受けていたと説明しましたが、その説明が完全に確認されたわけではありません。
丸菱商事の幹部でありながら、乃木やフローライト事業の動きを近くで把握できる立場でもあります。
もし長野が別班員なら、
- 防衛大学校出身
- 不自然な経歴の空白
- 丸菱商事での高い地位
- 乃木の行動を把握できる
- 乃木が驚く人物という条件に合う
という複数の伏線がつながります。
長野を演じる小日向文世さんは、第12話の出演者にも名前があります。
第1シーズンから残されていた長野の謎を、続編序盤で回収する可能性は十分にあるでしょう。
役名が明かされていない新キャスト
第12話の出演者には、宮下今日子さんとTanapak Jongjaipharさんの名前もあります。
現時点では、公式の登場人物紹介に役名が掲載されていません。
宮下今日子さんが演じる人物は、予告に登場した謎の女性や、乃木の過去を知る別班員である可能性があります。
Tanapak Jongjaipharさんは「OHM」として紹介されている人物とみられ、海外任務を担当する現地協力者やエージェントかもしれません。
ただし、乃木が見ただけで驚く人物と考えると、初対面の新キャラクターより、長野のような既存人物のほうが可能性は高そうです。
薫やチンギスの可能性は低い
柚木薫が別班員だった場合、乃木が驚く人物という条件には最も合います。
しかし、薫は医師としての経歴が詳しく描かれており、別班員として訓練を受けていた伏線は、現時点では確認できません。
チンギスも戦闘能力や情報収集能力は高いものの、バルカ警察の警察官です。
正式な別班員というより、海外での救出作戦に協力する立場のほうが自然でしょう。
現時点の予想は、
新たな別班員の最有力候補は長野利彦。加えて、役名未発表の海外担当者を含む新チームが招集される
です。
【第12話放送後追記】
第12話で、新たに招集された別班員の正体が判明しました。
第11話放送後には、防衛大学校出身であることや経歴の空白、丸菱商事での立場などから、長野利彦専務を最有力候補に挙げていました。
実際に登場したのも長野専務だったため、今回の予想は見事に的中です。
長野専務がどのように別班員として登場したのか、放送前に挙げた根拠がどこまで伏線になっていたのかは、第12話の記事で詳しく解説しています。
→ 【VIVANT第12話考察】長野専務は別班!新庄の潜伏先と最大の裏切り者を検証
第12話考察② 乃木が驚いた相手は誰?
第12話の公式情報では、乃木の前に「超意外な人物」が現れると予告されています。
この人物と新たな別班員が、同一人物かどうかは分かりません。
同一人物なら、長野利彦が最有力です。
乃木にとって長野は、丸菱商事の専務。
その長野が別班の一員として現れれば、乃木が驚くのも当然です。
一方、「新たな別班」と「超意外な人物」が別々なら、ベキが現れる可能性も残っています。
第12話の出演者には役所広司さんの名前が掲載されています。
ただし、回想場面や過去の映像で登場する可能性もあるため、出演者欄だけでベキの生存を断定することはできません。
第11話では3つの骨壺がノコルへ届けられましたが、遺体そのものや死亡の経緯が改めて描かれたわけではありません。
乃木が最も驚く相手という意味では、ベキ以上の人物はいないでしょう。
現時点では、
- 新たな別班員として現れるなら長野利彦
- 別班員とは別の「超意外な人物」ならベキ
- 乃木の過去を知る完全な新人物
の順に予想します。
【第12話放送後追記】
乃木がホテルのドアを開けて驚いた相手も、長野利彦専務でした。
放送前には、「新たな別班員」と「乃木が驚いた人物」が同一人物なら長野専務だと予想していたため、こちらの考察も的中です。
しかも、乃木だけでなく長野専務も驚いた表情を見せていました。
2人は丸菱商事で長年一緒に働きながら、互いが別班員であることを知らなかった可能性があります。
ただし、長野専務が本当に驚いていたのか、すべてを知ったうえで演技をしていたのかは、まだ断定できません。
第12話考察③ 新庄は本当に拉致事件の黒幕?
AIハヤトは、新庄が別班員の情報を漏らした可能性を95%と分析しました。
第12話の公式あらすじでも、新庄が犯人である可能性が高いと説明されています。
そのため、第12話で新庄が事件に関与していたこと自体は明らかになる可能性があります。
ただし、新庄が拉致事件の首謀者だとは考えにくいです。
5人の別班員を日本とバルカでほぼ同時に襲い、別々の国へ移送するには、
- 複数の工作員
- 病院や公安に関する情報
- 国境を越える移送ルート
- 航空機や車両
- 多額の資金
- 複数国にいる協力者
が必要です。
新庄が一人で用意できる規模ではありません。
新庄は、黒幕から指示を受けて別班員の情報を渡した連絡役か、実行部隊をつなぐモニターではないでしょうか。
第12話で判明する「首謀者」は、新庄の上にいる人物だと予想します。
【第12話放送後追記】
第12話では、新庄が変装して海外へ逃亡し、タイ・バンコクに潜伏していたことが判明しました。
ただし、新庄が黒須を含む別班員5人の拉致を計画した首謀者なのか、さらに上に指示を出している人物がいるのかまでは明らかになっていません。
第11話では「新庄は情報提供者や実行役で、その上に本当の黒幕がいる」と予想しましたが、この考察の答えは第13話以降へ持ち越されました。
第12話考察④ 野崎は新庄が変装した偽物?
7月31日に放送された『THE TIME,』では、新庄が野崎に変装しているのではないかという説が紹介されました。
根拠となっているのは、第11話で乃木と野崎が接触する前の場面です。
同じ場面であるにもかかわらず、野崎が着けていたイヤホンが途中で消えているように見えます。
さらに東条翔太は、新庄の弱点について、野崎と同じように日本人離れした大きな体格だと説明しました。
野崎と新庄は身長や体格に共通点があります。
そのため、
途中から登場した野崎は、本物の野崎ではなく、新庄がマスクで変装した姿ではないか
という考察が生まれています。

また、公開されているキャラクターポスターでは、野崎だけが「2」の文字を前面に掲げていることから、野崎の裏切りや二重性を示しているという説もあります。
堺雅人さんは第12話について、「キプロスから始まりますが、キプロスでは終わりません」と発言していました。
ただし、野崎変装説には疑問もあります。
新庄が野崎の顔や声まで完全に再現したとしても、長く協力してきた乃木が違和感に気づかないとは考えにくいからです。
イヤホンの消失は、撮影上のつながりによるものか、時間の経過を省略した演出である可能性もあります。
現時点では、
新庄が野崎に変装している可能性はあるが、本物の野崎が意図的にイヤホンを外した可能性や、別の任務を隠している可能性のほうが高い
と考えます。
ただし、番組公式に近い情報番組でこの説が取り上げられたことを考えると、第12話でイヤホンの違いに何らかの説明が入るかもしれません。
【第12話放送後追記】
新庄が野崎に変装していたという説については、第12話でも明確な答えは出ませんでした。
新庄の潜伏先については新たな事実が判明しましたが、第11話で野崎のイヤホンが途中から消えた理由は、現在も説明されていません。
第12話を見た限りでは、新庄が野崎に変装していた可能性は放送前より低くなりました。
ただし、イヤホンの違いが単なる撮影上のつながりなのか、今後回収される伏線なのかは、まだ判断できません。
第12話考察⑤ 別班員5人はアール山へ集められる?
第11話では、5人が別々の国へ移送されたように見えました。
しかし、移送先はアール山を囲むように配置されています。
敵は、5人を別々のルートで移動させ、追跡を分散させた後、アール山周辺の同じ拠点へ集めようとしているのではないでしょうか。
第12話で5人全員を救出できる可能性は低そうです。
まずキプロスにいる高田の行方を追い、アリから情報を聞き出す。
その過程で、5人の最終目的地と敵の正体が判明する流れになると予想します。
堺雅人さんの「キプロスでは終わらない」という発言からも、第12話ではキプロスだけでなく、さらに別の国や地域へ舞台が移る可能性があります。
【第12話放送後追記】
第12話でも、黒須を含む別班員5人の最終目的地は判明しませんでした。
5人を別々の国へ運んだ理由や、最終的にアール山周辺へ集める計画なのかについても、答えは出ていません。
第12話では新庄の潜伏先を追う展開が中心となり、別班員5人の居場所と拉致の目的は、第13話以降へ持ち越されました。
この考察は現時点では的中とも外れとも判断できず、未回収のままです。
第12話考察⑥ アリは乃木へ協力する?
アリは第11話ラストで乃木とドラムに拘束されました。
しかし、アリがそのまま敵として戦う可能性は低いと考えます。
アリは乃木に恐怖を感じている一方で、家族を救われた恩もあります。
もし家族を人質に取られて協力を強要されているなら、乃木が家族を守ると約束することで、持っている情報を話す可能性があります。
アリは元テント幹部として、
- 海外のモニター
- テント時代の資金ルート
- 国外の協力者
- 新庄と接触した人物
- テント解体後に活動する残党
について知っているかもしれません。
第1シーズンでも、アリの証言からテントの情報が一気に明らかになりました。
第12話でも、アリへの尋問が新たな敵へたどり着くきっかけになると予想します。
【第12話放送後追記】
第12話では、アリの証言によって、新庄との関係について新たな情報が明かされました。
第11話で予想していたように、アリへの尋問が新庄を追う展開につながっています。
ただし、アリが今回の拉致事件にどこまで関与しているのか、すべてを正直に話しているのか、本当の目的をまだ隠していないかまでは確定していません。
「アリは黒幕ではなく、乃木が新たな敵へたどり着くための人物になる」という予想に近い展開でしたが、完全な答え合わせは今後へ継続します。
第12話考察⑦ 黒須たちの救出はすぐには終わらない?
第12話では、拉致事件の首謀者が判明する可能性が予告されています。
ただし、首謀者の名前が分かることと、別班員5人を全員救出できることは別です。
黒須たちは5つのルートで国外へ運ばれています。
第12話だけですべての国を回り、5人全員を救出するのは難しいでしょう。
第12話では、
- アリから情報を聞き出す
- 新庄の役割が判明する
- 本当の首謀者が浮上する
- 新たな別班員が招集される
- 5人の最終目的地が判明する
- 救出作戦が本格的に始まる
ところまで進むと予想します。
黒須の救出は、第2シーズン序盤の大きな山場として、数話かけて描かれるのではないでしょうか。
【第12話放送後追記】
第12話終了時点でも、黒須を含む別班員5人は救出されませんでした。
新庄の潜伏先につながる手掛かりは見つかりましたが、5人の現在地や、拉致された目的は明らかになっていません。
「第12話だけでは救出が終わらず、数話をかけて描かれる」という予想に沿った展開になっています。
ただし、救出作戦がどのように進むのか、5人全員が無事なのかについては、第13話以降へ持ち越されました。
VIVANT第11話のあらすじ・考察まとめ【12話放送前】
『VIVANT』第11話では、第1シーズン最終回と同じ日に起きていた新たな事件が描かれました。
重要なポイントをまとめると、次のとおりです。
- 赤い饅頭は別班の緊急招集を知らせる合図だった
- 高田、和田、廣瀬、熊谷は生存していた
- 国内の病院から別班員4人が拉致された
- バルカにいた黒須も工作員に襲われて拉致された
- AIハヤトは新庄の関与を95%と分析した
- 黒須を含む5人は別々の国へ運ばれた
- 移送先はいずれもアール山を囲む地域にある
- 乃木とドラムはキプロスでアリを拘束した
- 第12話では新たな別班が乃木の前に現れる
- 野崎のイヤホンを根拠に、新庄変装説も浮上している
現時点では、新庄が何らかの形で情報漏えいに関わっている可能性は高いものの、事件すべてを計画した黒幕ではないと考えます。
また、アリは別班員を拉致した首謀者ではなく、新たな敵へたどり着くための情報を持つ人物ではないでしょうか。
第12話で特に注目したいのは、新たな別班員の正体、乃木が驚いた人物、野崎のイヤホン、新庄の役割、別班員5人の最終目的地です。
【第12話放送後追記】
第12話では、第11話放送後に予想していた謎の一部について答えが判明しました。
新たな別班員と乃木が驚いた相手は、どちらも長野利彦専務でした。長野専務を最有力候補としていた放送前予想は的中です。
また、新庄の潜伏先についても大きな進展がありました。
一方で、
- 新庄が別班員拉致事件の首謀者なのか
- 黒須たちを拉致した本当の目的
- 別班員5人の最終目的地
- 野崎のイヤホンが途中で消えた理由
- アリが事件にどこまで関与しているのか
については、まだ完全な答えが出ていません。
第12話の詳しいあらすじ、長野専務が別班員として登場した経緯、放送前予想の答え合わせ、第13話の「最大の裏切り者」考察は、以下の記事で詳しく解説しています。