VIVANT第3話で誤送金犯として浮上した太田梨歩と乃木の別人格F、神田明神の祠を考察するアイキャッチ

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【VIVANT第3話考察】誤送金犯は太田梨歩?Fの正体・神田明神の祠を考察

2023年7月30日に放送された『VIVANT』第3話。

第2話の最後では、バルカ共和国から脱出するため「死の砂漠」と呼ばれるアド砂漠を進んでいた乃木憂助たちの前から、柚木薫が突然姿を消しました。

第3話では、乃木が命がけで薫を捜索。

何とか薫を救出し、野崎守やドラムとともにモンゴルとの国境を突破して、日本へ帰国します。

そして日本へ戻ると、再び物語の中心になったのが、

丸菱商事の巨額誤送金事件。

警視庁サイバー犯罪対策課の東条翔太、乃木の同期・山本巧の協力によって送金システムを調べた結果、

財務部の太田梨歩が、経理部長・原智彦のパソコンを操作していた

ことが判明しました。

では、

太田梨歩が誤送金事件の犯人なのでしょうか?

ただ、第3話を見終わった時点では、どうもこれで事件が終わるとは思えません。

太田がなぜシステムを書き換えたのか。

一人でやったのか。

テントの「モニター」なのか。

それとも誰かに利用されているのか。

さらに第3話では、乃木の「もう一人の自分」に、

「F」

という呼び名があることも判明。

そして日本へ戻った乃木は、神田明神で参拝した際、木の根元に置かれた小さな祠を意味深に確認しています。

ほかにも、

  • 山本巧は本当に乃木の味方なのか
  • 長野専務はなぜザイールの名前に反応したのか
  • 薫はなぜアディエルとの婚約について嘘をついたのか
  • 乃木の「F」とは何者なのか
  • 神田明神の祠には何があるのか
  • 野崎は別班についてどこまで知っているのか
  • 新庄はどうやって5分間だけ位置情報を偽装したのか
  • 太田梨歩の背後に誰かいるのか
  • 3話になっても登場しない松坂桃李さんは何者なのか

と、新しい謎もかなり増えました。

この記事では、第3話を見終わった時点で分かっている情報をもとに、あらすじを振り返りながら気になる謎を考察していきます。

※この記事には『VIVANT』第3話までのネタバレが含まれます。

VIVANT第3話までの簡単なあらすじ

丸菱商事に勤める乃木憂助は、バルカ共和国のGFL社へ1000万ドルを送金する予定でした。

ところが、実際に送金されたのは1億ドル。

差額9000万ドルを取り戻すためバルカへ向かった乃木は、謎の男ザイールから、

「お前がVIVANTか?」

と尋ねられます。

第2話では、公安の野崎守が、

VIVANT=BEPPAN=別班

ではないかと推理。

別班とは、公には存在を認められていない自衛隊の影の諜報部隊だといいます。

つまりザイールは乃木を、

別班員だと思っていた可能性

が浮上しました。

また、誤送金について知っていた丸菱商事内部の人物として、

  • 水上了
  • 宇佐美哲也
  • 長野利彦
  • 原智彦
  • 太田梨歩

の5人が犯人候補に。

その一方で、ザイールの背後には謎の組織「テント」が存在し、日本国内にもテントへ協力する「モニター」がいる可能性があることも分かりました。

第2話最後では、日本大使・西岡英子の裏切りによって通常ルートからの脱出が困難になった乃木たちが、アド砂漠を横断。

しかしその途中、薫がラクダから姿を消しました。

→ VIVANT第2話のあらすじ・考察はこちら

VIVANT第3話のあらすじ

乃木が薫を探すため死の砂漠を引き返す

薫がいなくなったことに気づいた乃木。

すぐに来た道を引き返して捜索しようとします。

しかし野崎は反対。

最後に薫を確認してからすでに数時間が経過しており、砂漠を戻れば乃木自身も命を落とす危険があります。

それでも乃木は、

薫は自分の命の恩人だから見捨てることはできない

と主張。

野崎は最終的に、捜索時間として8時間の猶予を与えます。

乃木は一人で死の砂漠を引き返しました。

ラクダが砂に埋もれた薫を発見

乃木は薫を探し続けます。

しかし時間だけが過ぎ、なかなか見つかりません。

もう戻らなければ自分自身も危険になる。

そんな状況で、乃木と一緒に来たラクダが砂を掘り始めます。

その場所に倒れていたのが、

薫。

薫は砂の中に埋もれるように倒れていました。

乃木は薫へ水を飲ませ、何とか意識を取り戻させます。

第2話最後の、

「薫はどうなった?」

という謎は、ここで早くも解決しました。

乃木が薫を背負って砂漠を歩く

薫を発見した乃木ですが、問題はここからです。

砂漠を進み続けたことでラクダも限界。

乃木は薫を背負い、自分の足で野崎たちとの合流地点を目指します。

しかし乃木自身も限界を迎え、砂漠に倒れました。

その時、乃木の意識の中に現れたのが、

もう一人の乃木。

そして乃木は、このもう一人の自分を、

「F」

と呼んでいます。

第1話から登場していた謎の人格に、初めて呼び名があることが分かりました。

乃木が意識を取り戻すと、遠くから近づいてきたのは野崎。

8時間を過ぎても戻らない乃木たちを、野崎自身が助けに来ていました。

何だかんだ言いながら、野崎も2人を見捨てることはできなかったようです。

モンゴル国境でチンギスが待ち構えていた

死の砂漠を何とか突破した乃木たち。

ようやくモンゴルとの国境へ到着します。

ところが、そこにはバルカ警察のチンギスが待ち構えていました。

死の砂漠を通って逃げることまで読まれていたのです。

乃木たちはチンギスたちに拘束されてしまいます。

ここまで来て捕まるのかと思いましたが、野崎はさらに先を読んでいました。

モンゴル国境警備隊によって乃木たちが解放される

そこへ現れたのがモンゴルの国境警備隊。

チンギスは、

乃木たちをバルカ領内で逮捕した

と主張します。

しかしモンゴル側は、衛星の位置情報上、この場所はモンゴル領内だと反論。

実際には乃木たちがいたのはバルカ領内でしたが、新庄がモンゴル大使へ掛け合い、あの5分間だけ衛星の位置情報に嘘の補正をかけてもらっていました。

その5分間だけは、画面上で乃木たちを拘束した場所が、

モンゴル領内

ということになります。

チンギスは乃木たちを解放せざるを得ませんでした。

野崎と新庄はチンギスが国境で待ち構える可能性まで考え、外交ルートを使った逃走策を準備していたようです。

乃木・野崎・薫が日本へ帰国

こうして乃木たちは、ついにバルカ共和国から脱出。

日本へ帰国することができました。

しかし、乃木に休んでいる暇はありません。

空港へ到着すると、丸菱商事の業務監査部からそのまま会社へ連れて行かれます。

社内では、

乃木がアリと共謀し、巨額の金を横領した

という疑いがかなり強くなっていました。

乃木は野崎から、

今は何も知らないふりをして耐えろ

という趣旨の助言を受け、会社側には詳しい事情を話さず耐えることになります。

また野崎は、別班も公安と同じように日本を守るために命を懸けており、違うのはそのやり方だという趣旨の話をしています。

野崎が別班についてどこまで知っているのかも、気になる言い方でした。

乃木が神田明神の小さな祠を見る

業務監査部から自宅の物的調査まで受けることになった乃木。

自宅へ向かう途中、乃木は神田明神へ立ち寄ります。

業務監査部の河合から「最後は神頼みですか?」というような嫌味を言われますが、乃木は、

毎日欠かさず行う習慣

だと説明。

参拝を終えた乃木は、視線を横へ向けます。

そこにあったのが、

木の根元に置かれた小さな祠。

わざわざ祠がアップで映される、かなり意味深な場面でした。

乃木は毎日、本当に参拝だけを目的に神田明神へ来ているのでしょうか。

それとも、

祠に何かがあるか確認している?

第3話で新しく生まれた大きな謎です。

薫がアディエルとの婚約は嘘だったと告白

日本へ帰国した薫は、日本の病院で働くことになります。

そこで乃木と再会。

そして第2話で話していた、

「アディエルと結婚する予定だった」

という話について、意外な事実を明かします。

実は、

婚約していたという話は嘘。

ジャミーンを助けるため、野崎たちに協力してもらうには、ああ言うしかなかったと説明しました。

ただ、アディエルとジャミーンが家族同然の大切な存在だったこと自体は本当だと話しています。

理由を聞けば理解できる嘘ではあります。

しかし、

薫は必要ならその場でかなり大きな嘘をつける人物

だということも分かりました。

これをどう見るかは少し気になります。

東条翔太が登場

その後、野崎が乃木へ会わせたのが、

警視庁サイバー犯罪対策課の東条翔太。

東条は非常に高いハッキング技術を持つ人物。

しかも、警察へ入る前に丸菱商事の送金システムを作った本人でした。

乃木が本当に送金額を変更していないのであれば、

送金システムそのものが改ざんされた可能性がある

と東条は考えます。

さらに東条が作ったシステムでは、いつ、誰が、どのような操作をしたかという記録が別サーバーへ保存されています。

ただし、そのデータには外部からアクセスできません。

直接、丸菱商事のデータセンターへ入る必要があります。

乃木が同期・山本巧へ協力を依頼

乃木が頼ったのが、同期の、

山本巧。

山本は現在、エネルギー事業部1課の課長ですが、以前は情報システム部に所属していたため、データセンターへ入る権限を持っています。

乃木は山本へ事情を説明し、協力を依頼。

山本はリスクがあることを承知しながらも、乃木へ協力することを決めました。

ここだけを見ると、

乃木にとって信頼できる同期。

ただ、第2話から何度も「味方と思った人物が敵」という展開を見せられているので、本当に信用していいのか少し気になります。

乃木が丸菱商事のサーバールームへ潜入

計画はかなり危険です。

山本が警備員の注意を引いている間に、乃木が通常は入れない特別ルームへ潜入。

そこでシステムの履歴データをコピーします。

途中で人感センサーが作動。

警備員が室内へ入ってきます。

見つかると思ったのですが、乃木は床下のスペースへ身を隠して回避。

最終的にデータを100%コピーし、脱出に成功します。

ただ……。

ここでも疑問です。

この人、本当に普通の商社マンなのでしょうか。

砂漠で人を背負って歩き、今度は厳重なセキュリティーのサーバールームへ潜入。

乃木の能力が普通ではないことが、ますますはっきりしてきました。

システムは「0」が一つ増えるよう改ざんされていた

持ち出したデータを東条が解析します。

その結果、GFL社への送金申請を行うと、

入力した金額の末尾に自動的に「0」が一つ追加される

よう、システムが書き換えられていたことが判明。

乃木が1000万ドルと入力しても、

1億ドル

になるよう最初から仕組まれていたわけです。

これによって、

乃木が単純に金額を間違えたわけではない

可能性がかなり高くなりました。

改ざんに使われたのは原部長のパソコン

さらにログを調べると、システムを書き換えたのは、

経理部長・原智彦のパソコン

でした。

これだけなら、

原が犯人?

となります。

しかし、改ざんが行われた時間、原は福岡へ出張していました。

つまり、

誰かが原のパソコンを使った

ことになります。

防犯カメラに映っていたのは太田梨歩

では、誰が原のパソコンを使ったのか。

野崎と東条は、改ざん当日の社内の防犯カメラ映像を確認します。

深夜。

誰もいないオフィスへ一人の人物が入り、原の席へ座ります。

暗くて顔ははっきり見えません。

しかし映像を詳しく調べると、窓ガラスへの映り込みから人物の顔が判明。

そこに映っていたのは、

財務部・太田梨歩。

第2話で誤送金犯候補の一人だった太田が、実際に原のパソコンを操作していました。

野崎は太田を確保するよう指示。

第3話は、

太田梨歩が誤送金を仕組んだ人物なのか?

という大きな疑問を残して終了しました。

VIVANT第3話で判明したこと

第3話で分かったことを整理すると、

  • 薫は砂漠で倒れていたが乃木によって救出された
  • 野崎も乃木と薫を助けに戻った
  • 乃木たちはモンゴル国境を突破して日本へ帰国した
  • 新庄がモンゴル大使へ掛け合い、5分間だけ衛星の位置情報を偽装した
  • 野崎は別班も日本を守る組織だという見方をしている
  • 乃木は丸菱商事で誤送金事件の犯人として疑われている
  • 乃木のもう一人の人格は「F」と呼ばれている
  • 乃木は毎日神田明神へ参拝している
  • 乃木が神田明神の小さな祠を意味深に確認した
  • 薫とアディエルが婚約していたという話は嘘だった
  • 東条翔太は警視庁サイバー犯罪対策課の人物
  • 東条は丸菱商事の送金システムを作った人物でもある
  • 山本巧は乃木の同期で元情報システム部
  • 送金システムは「0」が一つ増えるよう改ざんされていた
  • システム改ざんに使われたのは原部長のパソコン
  • 原にはアリバイがあった
  • 原のパソコンを操作していたのは太田梨歩だった

というところです。

第2話では5人いた誤送金犯候補。

第3話でついに、

太田梨歩

まで絞られました。

ただし、太田が原のパソコンを使ってシステムを改ざんしたことと、

太田が事件のすべてを一人で計画したこと

は同じではありません。

まだ黒幕がいるような気がします。

VIVANT第3話で新たに生まれた謎・疑問

第3話の謎① 太田梨歩が本当に誤送金事件の犯人?

第3話最大の謎です。

防犯カメラには、

原部長のパソコンを操作する太田梨歩

が映っていました。

送金システムも、そのパソコンから改ざんされています。

これだけを見ると、

犯人=太田梨歩

で間違いないように思えます。

しかし、どうにも引っかかります。

第2話で野崎は、日本国内にテントへ協力する、

「モニター」

が存在すると話していました。

だとすれば太田は、

  • テントのモニター
  • 誰かから指示を受けた実行役
  • 脅されてシステムを書き換えた
  • 金の流れだけを担当した人物

という可能性もあります。

さらに、太田はまだ若い財務部社員です。

世界規模で金を動かしているテントと本当に直接つながっているのでしょうか。

私は第3話を見終わった時点では、

太田は実行役だが、本当の黒幕は別にいる

可能性を高く見ています。

【その後】太田梨歩の正体と、誤送金事件の本当の黒幕は第4話で明らかになります。

→ VIVANT第4話のあらすじ・考察はこちら

第3話の謎② 山本巧は本当に乃木の味方?

第3話で乃木を助けた山本巧。

危険を承知でサーバールーム潜入へ協力してくれました。

乃木自身も、

信頼できる同期

として山本を頼っています。

普通に考えれば味方です。

しかし、このドラマは第2話だけでも、

味方だと思った西岡大使が裏切り者。

怪しく見えたナジュムが味方。

という逆転を見せています。

そう考えると、

あまりにも協力的な山本をそのまま信用していいのか?

とも思ってしまいます。

さらに山本は元情報システム部。

丸菱商事のシステムにも詳しい人物です。

今回の誤送金事件でシステムが改ざんされていたことを考えると、物語上かなり重要な位置にいます。

山本自身が犯人だとは思いませんが、

今後、何らかの秘密が出てくる人物

なのではないでしょうか。

【その後】山本巧の本当の正体については第4話で大きな事実が判明します。

→ VIVANT第4話のあらすじ・考察はこちら

第3話の謎③ 乃木が「F」と呼ぶもう一人の人格は何者?

第1話から登場している、

もう一人の乃木。

第3話で初めて、乃木がこの存在を、

「F」

と呼んでいることが分かりました。

砂漠で乃木の隣を歩くFは、乃木が薫にひかれていることまで言い当てています。

別人のように振る舞っていますが、Fは乃木本人が口にしない感情や本音を、代わりに言葉へ出す存在なのでしょうか。

では、

Fとは何の「F」なのでしょうか。

考えられるのは、

  • Friend
  • Family
  • Father
  • Future
  • Fake
  • Fight

など。

単純に別人格へ付けた名前なのかもしれません。

ただ、第2話では乃木の幼少期らしき記憶も描かれました。

幼い乃木は、両親と引き離されるような過酷な経験をしているように見えます。

もしかするとFは、

幼少期の乃木が自分を守るために作り出した人格

なのでしょうか。

またFは、普段の乃木よりもかなり強気です。

危険な時に乃木へ指示を出し、時には乃木自身を叱咤します。

Fは乃木の中にいる、

生き延びるための人格

なのかもしれません。

【その後】Fが生まれた理由については第6話で大きく掘り下げられます。

→ VIVANT第6話のあらすじ・考察はこちら

第3話の謎④ 神田明神の小さな祠には何がある?

第3話で一番、

「これ絶対何かあるだろ」

と思ったのが神田明神です。

乃木は、

毎日欠かさず参拝している

と説明しました。

それだけなら普通です。

しかし参拝後、乃木は木の根元にある小さな祠へ明らかに視線を向けています。

そして映像も、わざわざ祠を映しました。

ただの背景なら、ここまで強調する必要はないでしょう。

考えられるのは、

  • 誰かとの連絡場所
  • 乃木の両親に関係する場所
  • VIVANTや別班に関係する場所
  • 何かを置いて連絡する場所
  • 乃木が毎日確認しなければならないものがある

など。

特に第2話で、

別班は民間人に紛れて活動する秘密組織

という話が出ています。

電話やメールを使えば記録が残ります。

もし乃木が何らかの秘密組織と関係しているなら、

神田明神の祠を使って連絡を取り合っている?

という可能性も考えたくなります。

第3話時点では完全に予想ですが、この祠は今後もう一度出てくる気がします。

さらに神田明神は、社伝によると出雲氏族によって創建された神社です。

第3話時点では乃木と出雲のつながりは分かっていません。しかし、数ある神社の中から神田明神が選ばれたこと自体が、乃木の家族や過去を示す伏線という可能性もあります。

【その後】乃木が神田明神の祠を確認した理由については、第5話で明らかになります。

→ VIVANT第5話のあらすじ・考察はこちら

第3話の謎⑤ 長野専務はなぜザイールの名前に反応した?

誤送金犯候補の一人だった長野利彦専務。

第3話で乃木へ、

自分は乃木が犯人ではないと思っている

というような態度を見せます。

一見すると、乃木を信用してくれている上司です。

ところが乃木がバルカでの出来事を話し、

「ザイール」

という名前を出した瞬間、長野の様子が変わります。

長野は「何か手がかりを残さなかったか」「誰と間違えたのか」と、食い気味に詳しく聞こうとします。

その瞬間、Fも長野を警戒。乃木は「モンゴル語がよく分からなかった」と嘘をつき、ザイールが口にした「VIVANT」や別班について隠しました。

乃木は長野をどこまで疑っていたのでしょうか。また、気弱に見える乃木が、とっさに情報を隠して相手の反応を見ることができる点も気になります。

なぜでしょうか。

ただ名前を初めて聞いただけなら、ここまで気にする必要はなさそうです。

もしかすると長野は、

ザイールやテントの存在を以前から知っている?

あるいは、

別班について何か知っている?

長野は誤送金犯候補の中でも役職が最も高い人物です。

太田が実行役だとすれば、その上に長野がいる可能性も考えられます。

逆に、

長野自身がテントを追っている側

という可能性もあります。

第3話だけではまだ何とも言えません。

この反応は覚えておきたいと思います。

【その後】長野専務の立場については、第2シーズン第12話で大きく動きます。

→ VIVANT第12話のあらすじ・考察はこちら

※ザイールの名前に反応した理由そのものは、第3話終了時点では分かっていません。

第3話の謎⑥ 薫は本当に信用していい?

第2話で薫は、

アディエルと結婚する予定だった

と話しました。

ところが第3話で、

それは嘘だった

と自分から告白しています。

ジャミーンを助けてもらうために必要だった嘘。

理由自体は理解できます。

それでも、

必要だと思えば瞬間的にかなり大きな嘘をつける人物

だということは分かりました。

第1話から薫については、

  • バルカ警察へ情報を伝えた
  • ジャミーンのためなら危険な行動も取る
  • 婚約話まで作った

など、目的のためならかなり強引に動くところがあります。

もちろん、

ジャミーンを助けたいだけ

と考えれば筋は通っています。

それでも『VIVANT』は、

敵か味方か、味方か敵か

というドラマ。

一度「嘘をつける人物」と分かった以上、

薫の話をすべてそのまま信じていいのか?

という疑問は残ります。

今のところ薫を敵だと考える根拠まではありません。

ただし、この疑問は今後も残しておきたいと思います。

第3話の謎⑦ 松坂桃李はいつ出る?何者なのか

そして、かなり気になるのがこの人。

主要キャストとして発表されている、

松坂桃李さん。

第1話。

出ない。

第2話。

出ない。

そして第3話。

まだ出ません。

主要キャストとして発表されているのに3話続けて一度も現れず、登場しないこと自体が謎になっています。

ここまで隠すということは、普通の人物ではないはずです。

考えられるのは、

  • 別班の人物
  • テントの人物
  • 日本政府側の人物
  • 乃木の過去を知る人物
  • これから乃木の前に現れる新たな敵

など。

むしろ3話まで出てこないことで、

登場した瞬間に物語が大きく変わる人物

なのではないかと思えてきます。

第2話で「別班」という存在が提示されたことを考えると、

松坂桃李さん=別班関係者

という可能性もありそうです。

果たして第4話では登場するのでしょうか。

【その後】松坂桃李さん演じる人物は第4話でついに登場し、その正体も明らかになります。

→ VIVANT第4話のあらすじ・考察はこちら

第3話の謎⑧ 野崎は別班についてどこまで知っている?

日本へ帰国する前、野崎は乃木へ、別班も公安と同じように日本を守るために命を懸けており、違うのはそのやり方だという趣旨の話をしています。

第2話では「VIVANT=別班」という言葉へ初めてたどり着いたように見えました。

それなのに野崎は、別班の目的や行動原理まで知っているような口ぶりです。

公安は以前から別班の存在を調べていたのでしょうか。それとも野崎自身が、別班員と思われる人物と接触した経験を持っているのでしょうか。

また野崎は、乃木へ「何も知らないふり」をするよう忠告しています。乃木の身を守るためだけでなく、乃木が別班なのかを引き続き見極めようとしている可能性もありそうです。

【その後】野崎が乃木をどう見ているのかは、第5話で大きく動きます。

→ VIVANT第5話のあらすじ・考察はこちら

第3話の謎⑨ 新庄はどうやって5分間だけ位置情報を偽装した?

モンゴル国境でチンギスに拘束された乃木たちを救ったのは、衛星の位置情報を利用した作戦でした。

新庄がモンゴル大使へ掛け合い、あの5分間だけ衛星へ嘘の補正をかけてもらったことで、バルカ領内にいた乃木たちがモンゴル側にいるように表示されたのです。

野崎から指示を受けていたとしても、短時間でモンゴル大使や国境警備隊を動かし、衛星情報まで変更させるのは簡単ではありません。

新庄は単に日本で連絡を受けている部下ではなく、外国政府との交渉や大規模な作戦調整まで任される公安捜査員ということになります。

野崎はいつこの作戦を新庄へ伝えたのか。新庄はどうやって5分間という正確なタイミングを合わせたのか。説明された作戦の中にも、まだ気になる部分が残ります。

【その後】新庄の立場については、第10話で明らかになります。

→ VIVANT最終回・第10話のあらすじ・考察はこちら

VIVANT第3話を見た感想

第3話を見終わって一番感じたのは、

乃木、やっぱり普通の商社マンじゃないだろ。

ということでした。

第1話では砂漠に置き去りにされて倒れていた人物です。

それが第3話では、

薫を背負って死の砂漠を歩く。

会社から犯人扱いされても冷静。

警備の厳しいサーバールームへ潜入。

人感センサーが反応して警備員が入ってきても、瞬時に床下へ隠れる。

どう考えても普通ではありません。

第2話で、

VIVANT=別班

という説が出たことで、

乃木=別班?

と考えましたが、第3話でその可能性はさらに高くなったように感じます。

そして今回、一気に怪しくなった人物もいます。

太田梨歩。

防犯カメラに映っていた以上、システムを操作したこと自体は間違いなさそうです。

ただ、

太田を捕まえて事件終了

とは、とても思えません。

第2話で「テント」と「モニター」という巨大な話を出している以上、太田の背後に誰かいるはずです。

個人的には、

太田は実行役。黒幕は別にいる。

と予想します。

そして地味ですが、一番伏線っぽく感じたのは、

神田明神の祠。

毎日参拝するだけなら、わざわざ祠をアップで映す必要はありません。

乃木が毎日確認する理由がある。

そこに何かが置かれる。

誰かと情報をやり取りする。

そんな仕掛けがありそうです。

第3話は、砂漠編が終わって一段落した回というより、

日本へ帰ってから本当の謎が一気に増えた回

だったように感じます。

【第3話視聴時点】VIVANT第4話の展開を考察

第4話最大の焦点は、

太田梨歩。

第3話最後で、原部長のパソコンを操作していた人物が太田だと判明しました。

公安はすぐに太田を確保しようとしています。

ただし、私は、

太田=誤送金事件の最終的な黒幕

ではないと予想します。

むしろ第4話では、

太田のさらに後ろにいる人物

が判明するのではないでしょうか。

候補として気になるのは、

山本巧。

今回、乃木のサーバールーム潜入へ協力した人物です。

味方にしか見えません。

だからこそ少し怪しい。

また、

長野専務

も気になります。

乃木を信用するような態度を見せながら、ザイールという名前には強く反応しました。

太田、山本、長野。

この誰かが、

テントやモニター

につながっている可能性があるのではないでしょうか。

そしてもう一つ。

第2話から続いている、

乃木は本当に別班なのか?

という謎。

第3話の乃木の動きを見ると、普通の商社マンとはますます思えなくなりました。

第4話では、

  • 太田梨歩は本当に誤送金犯なのか
  • 太田を動かしている人物はいるのか
  • 山本巧は本当に乃木の味方なのか
  • 丸菱商事にテントのモニターがいるのか
  • 長野専務は何を知っているのか
  • 野崎は別班についてどこまで知っているのか
  • 新庄はどうやって5分間だけ位置情報を偽装したのか
  • 松坂桃李さんがついに登場するのか
  • 乃木の正体が別班なのか
  • 神田明神の祠には何があるのか

あたりに注目です。

特に、

乃木の本当の正体

そろそろ何か大きな答えが出る気がします。

→ VIVANT第4話のあらすじ・考察はこちら

VIVANT第3話のあらすじ・考察まとめ

『VIVANT』第3話では、死の砂漠で消えた薫を乃木が救出し、野崎たちはモンゴル国境を突破。

ついに日本へ帰国しました。

そして日本では、巨額誤送金事件の犯人捜しが本格化しています。

第3話の重要なポイントは、

  • 乃木が死の砂漠で薫を救出した
  • 野崎も乃木と薫を助けに戻った
  • モンゴル国境警備隊の協力でバルカから脱出した
  • 新庄の手配で5分間だけ衛星の位置情報が偽装された
  • 乃木たちは日本へ帰国した
  • 乃木のもう一人の人格が「F」と呼ばれていることが判明
  • 乃木が神田明神の祠を意味深に確認した
  • 薫とアディエルの婚約話は嘘だった
  • 東条翔太が登場した
  • 東条は丸菱商事の送金システムを作った人物だった
  • 山本巧が乃木のサーバールーム潜入へ協力した
  • 送金システムは「0」が一つ増えるよう改ざんされていた
  • 改ざんには原部長のパソコンが使われていた
  • 原は改ざん時刻に福岡へ出張していた
  • 原のパソコンを操作した人物は太田梨歩だった

というところです。

第3話最大の答えは、

誤送金システムを操作していたのは太田梨歩。

ただし、これで事件が終わったとは思えません。

むしろ、

太田を動かしている人物は誰なのか?

という新しい謎が生まれました。

さらに、

山本巧は本当に味方なのか。

長野専務は何を知っているのか。

Fとは何者なのか。

神田明神の祠には何があるのか。

野崎は別班についてどこまで知っているのか。

新庄はどうやって位置情報偽装の作戦を成功させたのか。

乃木は本当に普通の商社マンなのか。

まだ分からないことだらけです。

個人的には第3話まで見た時点で、

乃木=別班説

をかなり高く見ています。

そして誤送金事件は、太田梨歩を捕まえるだけでは終わらないはずです。

第4話では、

丸菱商事の中にいる本当の裏切り者

そして、

乃木憂助の正体

に大きく近づくのではないでしょうか。

→ VIVANT第4話のあらすじ・考察はこちら

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