2023年8月20日に放送された『VIVANT』第6話。
第5話では、乃木憂助がテントのリーダー・ノゴーン・ベキを、
亡くなったと思っていた父・乃木卓だと確信。
そして第6話では、第1話から乃木の前に現れてきた、
F
がいつ、なぜ生まれたのかまで明らかになりました。
Fは単純に「冷酷な乃木」ではありません。
壮絶な幼少期を経験し、養護施設でもいじめを受け、
生きることを諦めかけた乃木を救うために現れた存在
だったのです。
さらに第6話では、
- 父・乃木卓と公安の関係
- 乃木が自衛隊へ入った理由
- テントが集めている巨額資金の目的
- 太田梨歩によるテントのサーバー解析
- ジャミーンの手術
- 別班の精鋭メンバー集結
など、物語が一気に後半戦へ突入しました。
この記事では、第6話を見終わった時点で分かっている情報をもとに、あらすじを振り返りながら残された謎を考察していきます。
その後のエピソードで答えが判明したものについては、該当する話の記事へリンクを追加しています。
※この記事には『VIVANT』第6話までのネタバレが含まれます。
VIVANT第6話までの簡単なあらすじ
丸菱商事に勤める乃木憂助は、バルカ共和国のGFL社へ1000万ドルを送金する予定でした。
ところが実際に送金されたのは1億ドル。
差額9000万ドルを取り戻すためバルカへ向かった乃木は、ザイールから、
「お前がVIVANTか?」
と聞かれます。
第2話では公安の野崎守が、
VIVANT=BEPPAN=別班
ではないかと推理。
さらにテントという謎の組織や、日本国内でテントへ協力する「モニター」の存在も浮上しました。
第3話では誤送金システムを操作していた人物として太田梨歩が浮上。
第4話では、太田が天才ハッカー「blue@walker」であり、太田を利用していた山本巧がテントのモニターだったことが判明します。
そして山本を追い詰めた乃木と黒須駿の正体は、
別班。
さらに第5話では、乃木の壮絶な幼少期が明らかになりました。
乃木はバルカで人身売買され、日本へ戻った後は「丹後隼人(たんご はやと)」という名前で児童養護施設に入り、その後アメリカのミリタリースクールへ進学。
さらに乃木家の家紋とテントのマークが同じことも判明します。
そしてテントのリーダー・ノゴーン・ベキの写真を見た乃木は、
ベキこそ、亡くなったと思っていた父・乃木卓だ
と確信しました。
VIVANT第6話のあらすじ
テント内部で裏切り者が処分される
第6話では、これまでほとんど分からなかったテント内部の収支報告会が描かれます。
報告された収益の合計は、
5億9780万ドル。
丸菱商事で起きた1億ドルの誤送金だけではなく、世界各国で同じような方法によって資金を集めていたことが分かります。
その中でも、ブラジルのマテウス社から2億4100万ドルを誤送金させたギリアムは、現金化を担当した銀行員と結託し、相場と日付をごまかして差額を着服していました。
ベキがギリアムへ贈った箱に入っていたのは、共犯者の耳と手首。
不正を見抜いていたベキは、日本刀でギリアムを処分します。
ここで気になるのが、
テントが集めている金には、何か明確な目的がある
ということです。
単純に金儲けをするための組織なら、ここまで資金の使い道に厳しくする必要はありません。
しかもベキは、「我々の資金が何のために世界から集められているのか」と怒っています。
テントは一体、何のために巨額の金を集めているのでしょうか。
アリが乃木に謎の数字を渡す
第5話で乃木に拘束されたアリ・カーン。
乃木はアリの家族を本当に殺したわけではなく、情報を引き出すために処刑されたように見せかけていました。
その後、乃木はアリと家族を逃がします。
乃木は偽造パスポートや車を用意し、アリたちをロシア国境まで送り届けます。
さらに、ベネズエラのカラカスへ渡り、クアイドという人物を頼るよう伝えました。
その恩を感じたアリは、乃木へ、
テントにつながる謎の数字
がびっしりと書かれたメモを残しました。
ただし、その数字を使えるのは、
あと5日間。
しかし、別班側でも簡単には意味を解析できません。
そこで必要になったのが、
blue@walkerこと太田梨歩。
乃木たちは太田の天才的なハッキング能力を利用し、テントへ近づこうとします。
Fが生まれた理由が判明
ベキが自分の父親だと確信し、動揺する乃木。
そこへ現れたのが、
F。
乃木は幼いころの出来事を振り返ります。
バルカで人身売買され、過酷な扱いを受けた乃木は、戦場ジャーナリストの飯田さんに日本へ連れ帰られました。
しかし児童養護施設へ入った後もいじめられます。
両親を失い、自分の本当の名前さえ分からない。
孤独な生活の中で、乃木はとうとう、
消えてしまおう
と考えます。
そのとき現れたのが、もう一人の自分でした。
それが、
F。
Fは乃木へ生きるように求めます。
そして、
強くなれ。
そのために猛勉強して奨学金を取り、アメリカのミリタリースクールへ進むことまで提案しました。
乃木はFの言葉どおりミリタリースクールを全科目首席で卒業し、コロンビア大学へ進学。
そして2001年9月11日、アメリカ同時多発テロが起きます。
友人のサムは大学を休学して軍へ入り、その理由を、国のためではなく、
愛する家族を守るため
だと話しました。
家族も「愛する」という感情もよく分からなかった乃木は、サムのまっすぐな思いを羨ましく感じます。
そこで、
日本を家族だと思って守る
ために自衛隊へ入り、やがて別班員になったのです。
つまりFは、
乃木を壊すために生まれた人格ではなく、乃木を生かすために現れた存在
だったわけです。
第1話から乃木が危険な状況になるたびにFが現れていた理由も、ここでかなり見えてきました。
しかし父・ベキが生きていると知った乃木は、テントの指導者だとしても会って話をしたい、本当の息子だと分かれば愛情を注いでくれるかもしれないと願います。
それに対してFは、ベキは日本のために始末すべき相手であり、
「ベキに会うのはいい。だが、その時は親父を殺す時だ」
と忠告しました。
父の愛を求める乃木と、日本という家族を守ろうとするF。
同じ人物の中で、2つの思いが初めてはっきり対立します。
乃木卓は公安外事第1課に所属していた
一方、野崎は乃木の父・乃木卓についても調べを進めます。
まず野崎は、もんじゃ焼き店で上司の佐野公安部長へ、乃木が別班であり、テントのマークが乃木家の家紋と同じだと報告。
佐野は乃木が別班だという事実を2人だけの秘密にすると決めました。
第5話までに分かっていたのは、
卓は警察官を辞め、農業使節団としてバルカへ渡った
という経歴でした。
しかし第6話で、新たな事実が判明します。
卓は警察官として、
公安外事第1課
に所属していました。
この情報は通常の経歴には残っておらず、閲覧にはレベル4以上の権限が必要な極秘ファイルに記録されていました。
佐野はその権限でファイルを開き、乃木卓は野崎の大先輩だと説明します。
さらに佐野は、昔一度だけ卓に会ったような気がすると言い、公安として相当な腕を持っていたはずだと話しました。
さらに卓はその後、農業使節団の一員として妻・明美、幼い憂助とともにバルカへ渡っています。
ここから野崎は、
農業使節団としてのバルカ渡航そのものが、公安による極秘任務だったのではないか
と推理します。
第5話では、
「卓は本当に警察を辞めて、ただ農業のためにバルカへ行ったのか?」
という疑問がありました。
第6話で、その裏に公安の任務があった可能性が一気に高まりました。
しかし今度は、さらに大きな疑問が生まれます。
日本を守る公安側にいた乃木卓が、本当にノゴーン・ベキになったのであれば、
なぜ現在はテントのリーダーになっているのでしょうか。
山本は、テントの最終標的が日本だと聞いていました。
もしそれが本当なら、
日本を守る側にいた人物が、なぜ日本を狙う組織のトップになったのか。
バルカ内乱の中で、卓に何か決定的な出来事があったのでしょうか。
その直後、ダルバン共和国で新たな爆破事件が起き、現場からテントのマークが見つかったというニュースが入ります。
野崎は、父親を探す乃木を追えば必ずテントへたどり着けると考え、監視を強めました。
【その後】乃木卓がバルカへ渡ってからノゴーン・ベキになるまでの過去は、第9話で詳しく描かれます。
太田梨歩を別班が保釈
テントの情報を調べるために必要となった太田梨歩。
太田には、
1億円
という巨額の保釈金が支払われます。
その裏で動いていたのが別班でした。
別班は太田のために新しい部屋と大量の機材まで用意し、黒須はアリから渡された数字の解析を依頼します。
その会話の中で黒須は、太田が親子ほど年の離れた長野専務と関係を持った理由を尋ねます。
太田は、いざという時に守ってもらうためだったのかと聞かれ、
「最初はそうだったんですけどね」
と答えますが、その先は語りませんでした。
別班のスーパーコンピューターでも解けなかった数字でしたが、太田は数字そのものを計算する暗号ではないと見抜きました。
アリのスマートフォンに入っていた専用アプリでメモを読み取ると、数字の並びがQRコードのように働き、テントの通信へ接続する仕組みだったのです。
ただし、同じ方法をもう一度使えばテントに気づかれるため、挑戦できるのは一度だけ。
太田は通信へウイルスを送り込み、残り1秒で、
テントが使うサーバーのアドレス
を突き止めました。
しかし解析の途中、太田は黒須が自分を苦しめた山本の仲間ではないかと疑い、ナイフを首へ当てて抵抗します。
駆けつけた乃木は、山本を処分した映像を見せて別班が山本の仲間ではないことを証明。
さらに乃木と黒須がナイフでバナナを射抜く技を見せると、太田は2人を信用し、サーバー内の情報を開きました。
第4話では事件の容疑者として追われていた太田が、今度は別班にとって欠かせない協力者になったのです。
公安も乃木と太田を追う
一方、野崎も乃木への疑いを強めています。
山本の死。
乃木のアメリカでの経歴。
ミリタリースクールでの異常なほど高い能力。
そして太田との接触。
さらにホワイトハッカーの東条は、太田の新居へ通常の引っ越しトラックが来る前日、黒いトラックが機材を運び込んでいたことを突き止めます。
野崎は、
乃木を追えばテントへたどり着ける
と考え、公安は乃木や太田を監視します。
サウジアラビアから帰国した乃木を空港から尾行した新庄は、またしても途中でまかれてしまいます。
それでも野崎は乃木が太田のもとへ向かうと読み、公安は太田の住む207号室へ踏み込みました。
ところが部屋にいたのは、太田と、同僚の見舞いに来ただけだと説明する乃木。解析用の機材も黒須の姿もありません。
実は別班は隣の206号室も借り、壁に開けた穴から機材と黒須を移動させていました。
野崎はからくりを見抜きますが、令状の対象は207号室だけ。隣室へは踏み込めず、証拠を押さえられませんでした。
別班と公安。
どちらも日本を守るために動いているはずなのに、
互いの情報を明かさず、相手の行動を探り合っている。
この関係も『VIVANT』の面白いところです。
ジャミーンの手術が成功
一方、ジャミーンの手術も行われます。
手術自体は終わったものの、ジャミーンはなかなか意識を取り戻さず、酸素飽和度も低下。
薫が人工心肺の準備を決断しようとした時、ジャミーンの指が動き、
無事に意識を取り戻しました。
安堵した乃木は薫を抱きしめ、2人の距離もさらに近づきます。
乃木にとって薫とジャミーンは、
家族のような存在
になり始めているようにも見えます。
幼いころに両親を失い、長い間家族のいない人生を歩んできた乃木。
その乃木が薫とジャミーンと過ごす場面は、別班として動いている時とはまったく違った表情を見せています。
薫が乃木の自宅を訪れ、思いを確かめる
手術後の夜、薫は突然、乃木の自宅を訪ねます。
そして、
「乃木さんって、私のこと好きなんですか?」
と正面から尋ねました。
乃木はこれまで頼れるのは自分だけだったと話しますが、薫はそこへ自分も入れてほしいと伝えます。
乃木も薫を好きだと認め、2人の思いは通じ合いました。
ただし、薫が乃木から教わった場面のない自宅を、なぜ知っていたのかは気になります。
別班の精鋭6人が集結
第6話ラスト。
乃木は丸菱商事の通常業務として、経済産業省・資源エネルギー庁による風力発電事業の入札会議へ出席します。
ところが入札終了後、部下や一般の出席者が退出すると、受注した企業の担当者と司会者だけが会議室に残りました。
そこへ現れたのが櫻井司令。
この入札会議が、乃木と黒須を含む別班の精鋭6人を、公安に怪しまれず集めるための隠れみのとして使われたのです。
これまで別班として姿を見せていたのは、乃木や黒須など一部だけでした。
しかしここで初めて、
複数の別班員が一堂に集結。
目的は、
日本に迫る危機を未然に防ぐこと。
太田がテントのサーバーから入手した情報によって、いよいよテントへ直接近づける段階まで来たのでしょうか。
別班とテントの戦いが、本格的に始まりそうです。
VIVANT第6話で判明したこと
第6話で分かったことを整理すると、
- Fは乃木が幼いころに生まれた
- Fは生きることを諦めかけた乃木を支えた
- Fがアメリカ留学やミリタリースクールへの進学を勧めた
- 乃木は「日本を家族だと思って守る」ために自衛隊へ入った
- 乃木卓は公安外事第1課に所属していた
- 乃木卓の公安時代の記録はレベル4以上の極秘ファイルに残されていた
- 野崎は卓のバルカ渡航が公安の極秘任務だった可能性を考えた
- 太田梨歩を別班が保釈した
- アリの数字は専用アプリで読み取る通信暗号だった
- 太田がテントのサーバーアドレスを突き止め、別班へ協力した
- ジャミーンの手術が成功した
- テントは巨額の資金を集めている
- テントの収益は5億9780万ドルに達していた
- ベキは組織の金を私物化することを許さない
- 乃木と薫が互いの思いを確かめた
- 別班は207号室をおとりにし、隣の206号室で解析していた
- 別班の精鋭メンバーが集結した
というところです。
第5話では、
ベキ=乃木の父親?
という大きな謎が生まれました。
第6話ではさらに、
乃木卓は元公安。
という事実まで判明。
しかしこれによって、
なぜ公安だった乃木卓がテントのリーダーになったのか?
という、さらに大きな謎が生まれています。
VIVANT第6話で新たに生まれた謎・疑問
第6話の謎① テントは何のために巨額の金を集めている?
第6話で報告されたテントの収益は、5億9780万ドル。
ベキは、組織の金を私物化したギリアムを許しませんでした。
ということは、
テントには金を集める明確な目的がある
はずです。
武器を購入するため?
国家転覆?
日本で大規模なテロを行うため?
それとも、
まったく別の目的?
まだ分かりません。
ただ、ベキが単純に自分のために金を集めている人物には見えません。
また、第6話冒頭のナレーションには、
「別班と公安、両者が討つべき相手は乃木の父親なのか」
という問いかけもありました。
これは、ベキが本当に日本の敵なのかを、視聴者にも疑わせる言葉に聞こえます。
テントという組織の目的を知るうえで、資金の使い道はかなり重要になりそうです。
【その後】テントが金を集めていた本当の目的は第9話で大きく判明します。
第6話の謎② Fの「F」は何のF?
第6話で、
Fが生まれた理由
は分かりました。
しかし、
なぜ名前が「F」なのか
についてはまだ分かりません。
Friend?
Family?
それとも、
もう一人の自分を示す何か?
F自身がなぜ「F」を名乗っているのか。
第6話終了時点では、この謎はまだ残っています。
第6話の謎③ 乃木は父・ベキと戦える?
乃木は別班。
父だと確信したベキはテントのリーダー。
もし別班とテントが敵同士なら、乃木はいずれ、
自分の父親と戦わなければならない
ことになります。
しかし乃木にとっては、40年間探し続けてきた父親です。
ようやく生きている可能性へたどり着いた人物を、
別班の任務として敵とみなすことができるのでしょうか。
任務を選ぶのか。
家族を選ぶのか。
あるいは、どちらも守る方法を探すのか。
乃木にとって最大の試練になりそうです。
【その後】乃木と父・ベキの関係は、第7話以降物語の中心になります。
第6話の謎④ テントのサーバーから何を見つけた?
太田はテントのサーバーへ侵入し、重要な情報を入手しました。
そしてその後、
別班の精鋭メンバーが集結。
この流れを見ると、太田が見つけた情報によって、
テントへ直接接触できる手掛かり
を得た可能性が高そうです。
テントの拠点?
メンバー?
取引場所?
それとも次の犯行計画?
太田が一体何を見つけたのか、第6話ではまだすべて明かされていません。
【その後】太田が入手した情報の内容は、第7話で明らかになります。
第6話の謎⑤ ジャミーンと乃木には何か特別な関係がある?
ジャミーンは第1話から乃木に強く懐いています。
さらにベキも、ジャミーンを知っている様子を見せています。
第6話ではジャミーンの手術を心配する乃木の姿も描かれ、薫とジャミーンは乃木にとって、
家族のような存在
になりつつあります。
それでも、
ジャミーンがなぜ最初から乃木にこれほど懐いているのか
については、まだ説明されていません。
2人の間に何か特別なつながりがあるのでしょうか。
それともジャミーンが、
乃木が自分を守ってくれる人物だと直感的に感じ取っているだけ?
なのでしょうか。
この謎は第6話終了時点でも残っています。
【その後】ベキとジャミーンのつながりは、第9話で大きく明らかになります。
第6話の謎⑥ ベキはなぜ日本刀で制裁した?
テントは国籍の異なる人物が集まる国際的な組織です。
その指導者となったベキが、裏切り者の制裁に選んだのは銃ではなく、
日本刀。
もちろん、演出としてベキの恐ろしさを強調しただけかもしれません。
しかし乃木家には、家紋の入った守り刀が代々伝わっています。
ベキが日本刀を使ったのは、テントを率いる現在も、自分が乃木家の人間であることや日本とのつながりを捨てていないという伏線なのでしょうか。
第6話の謎⑦ 乃木を日本へ連れ帰った「飯田さん」は誰?
Fとの会話の中で、幼い乃木を日本へ連れ帰った戦場ジャーナリストが、
飯田さん
という人物だったことが分かりました。
わざわざ名前が出た以上、単なる過去の恩人ではなく、現在の登場人物とつながっている可能性もあります。
当時すでに戦場で活動していたなら、現在の乃木よりかなり年上の人物でしょう。
長野専務や佐野公安部長など、経歴にまだ空白や謎がある人物の過去と関係しているのでしょうか。
第6話の謎⑧ 佐野はなぜ乃木卓の腕前を知っている?
佐野は乃木卓について、
「昔、一度だけ会ったことがあるような気がした」
と、かなり曖昧な言い方をしています。
ところが同時に、卓は公安として相当な腕前だったはずだとも話しました。
ファイルを読めば分かる情報なのかもしれませんが、たった一度会っただけの人物について、妙に詳しいのは気になります。
佐野は本当に一度しか会っていないのでしょうか。
それとも、野崎にも明かせない公安時代のつながりがあるのでしょうか。
第6話の謎⑨ 薫はなぜ乃木の自宅を知っていた?
ジャミーンの手術後、薫は連絡もせず乃木の自宅を訪ねました。
しかし第6話までに、乃木が薫へ自宅の住所を教えた場面はありません。
病院の書類やジャミーンの手術費に関する連絡先から知っただけでしょうか。
それとも薫は、乃木が考えている以上に彼のことを以前から調べていたのでしょうか。
薫がアディエル親子と親しかったこと、ベキもジャミーンを知っていることを考えると、薫の背景にはまだ何か隠されているようにも見えます。
第6話の謎⑩ 太田と長野専務の本当の関係は?
黒須から長野専務と関係を持った理由を聞かれた太田は、いざという時に守ってもらうためだったのかという問いに、
「最初はそうだったんですけどね」
と答えています。
「最初は」ということは、その後に目的や感情が変わったという意味です。
単なる不倫関係だったのか。
天才ハッカーの太田と、防衛大学校を中退した過去を持つ長野が、別の目的でつながっていた可能性はないのでしょうか。
第6話の謎⑪ 新庄はなぜ乃木を何度も見失う?
新庄は第4話で山本と乃木を見失い、第6話でも空港から尾行していた乃木にまかれました。
相手が別班員の乃木なので、尾行をかわされても不思議ではありません。
ただ、同じ公安の捜査員が繰り返し重要人物を見失う展開は、少し強調されすぎているようにも見えます。
さらに空港では、新庄と乃木がそれぞれスマートフォンを確認する場面もありました。
乃木が新庄の端末や位置情報を把握しているだけなのか。
それとも、新庄の側にもまだ明かされていない事情があるのでしょうか。
【その後】新庄の立場については、第10話で明らかになります。
第6話の謎⑫ 風力発電の入札会議はどこまで仕組まれていた?
別班員6人が集まったのは、風力発電事業の入札会議が終わった直後でした。
表向きは民間企業や省庁の担当者として出席し、会議が終わるまでは本当に通常の仕事をしているように見えます。
では、落札する企業や会議の司会者まで、別班が事前に決めていたのでしょうか。
もし入札そのものが別班員を集めるために仕組まれたのなら、別班は自衛隊内部だけではなく、省庁や複数の企業にも影響を及ぼせることになります。
一方、本物の入札に別班員がそれぞれの表の身分で参加し、偶然を装って残っただけなら、6人全員が日常の仕事と任務を両立していることになります。
別班がどこまで日本社会の中へ入り込んでいるのかを示す、短いながら重要な場面です。
第6話の謎⑬ 乃木はどうやって別班員になった?
第6話で、乃木が日本を家族だと思って守るために自衛隊へ入った理由は分かりました。
しかし自衛隊へ入った後、どのような経緯で存在すら公表されていない別班へ加わったのかは語られていません。
ミリタリースクールを全科目首席で卒業した能力を見込まれ、別班側から声をかけられたのでしょうか。
それとも乃木自身が、父を探すために海外で活動できる別班を目指したのでしょうか。
乃木とFのどちらが別班入りを望んだのかも、まだ分かりません。
VIVANT第6話を見た感想
第6話で一番印象が変わったのは、
F。
これまでは、
乃木の危険で冷酷な人格
くらいに見えていました。
でも実際には逆でした。
幼い乃木が生きることを諦めようとしたとき、
「生きろ」
と支えたのがF。
乃木へアメリカ留学を勧め、ミリタリースクールへ進むよう背中を押したのもFでした。
乃木が現在まで生き延び、別班として活動できるほどの能力を身につけた原点にもFがいます。
Fは単なる「もう一人の乃木」ではなく、
乃木が生きていくために必要だった相棒
なのかもしれません。
そしてもう一つ大きかったのが、
父・乃木卓が公安外事第1課にいたこと。
乃木が日本を守る別班。
父もかつて日本を守る公安。
それなのに現在、父とみられるベキはテントを率いている。
親子でありながら、
乃木=別班
ベキ=テント
という対立する立場にいることになります。
卓に一体何があったのか。
ここから先は、テントの正体だけではなく、
乃木家に何が起きたのか
が物語の中心になっていきそうです。
【第6話視聴時点】VIVANT第7話の展開を考察
第6話ラストでは、別班の精鋭メンバーが集結しました。
となれば第7話では、
別班VSテント
がいよいよ本格化しそうです。
注目したいのは、
- 新しく登場した別班員はどんな人物なのか
- 太田が入手した情報は何なのか
- 別班はどうやってテントへ接触するのか
- 二宮和也さん演じる人物の名前と正体
- 乃木は父・ベキを敵として追えるのか
- 野崎は別班の動きをどこまで追えるのか
- テントは本当に日本を狙っているのか
あたりです。
特に気になるのは、
乃木が父親へ近づくことと、別班の任務が同時に進んでいること。
テントへ近づけば近づくほど、
乃木は父・ベキへ近づく
ことになります。
乃木にとってこれは単なる任務ではありません。
第7話では、別班員としての乃木と、父親を探してきた一人の息子としての乃木がぶつかり始めるのではないでしょうか。
VIVANT第6話のあらすじ・考察まとめ
『VIVANT』第6話では、乃木やテントについて重要な事実が次々と明らかになりました。
特に大きかったのは、
Fが乃木を生かすために生まれた存在だったこと。
家族も愛も分からなかった乃木が、日本を家族だと思って守るために自衛隊へ入ったこと。
そして、
父・乃木卓が公安外事第1課に所属していたこと。
です。
第5話では、
ベキ=乃木の父親?
という衝撃。
第6話では、
その父親が元公安だった
ことまで判明しました。
しかし謎は減るどころか、さらに大きくなっています。
なぜ乃木卓はバルカへ渡ったのか。
なぜノゴーン・ベキになったのか。
なぜテントを率いているのか。
テントは何のために巨額の金を集めているのか。
5億9780万ドルもの収益は、どこへ使われるのか。
そして、
乃木は父親を敵として追うことができるのか。
第6話ラストでは別班の精鋭メンバーも集結。
ここから、
別班とテントの戦い
が本格的に始まりそうです。
Amazonプライムなら『VIVANT』シーズン1を
第1話からプライム会員特典で配信中!
乃木とFの過去がついに明らかに!
F誕生の瞬間をもう一度!