2023年8月27日に放送された『VIVANT』第7話。
最後の数分で、
全部ひっくり返りました。
テントとの接触作戦を成功させ、ノコルを確保した乃木憂助たち別班。
このまま作戦成功かと思った瞬間、
乃木が黒須を含む別班の仲間5人へ発砲。
さらに乃木はノコルへ、
自分はノゴーン・ベキの息子だ
と明かし、父に会わせるよう要求しました。
乃木は本当に別班を裏切ったのでしょうか。
それとも、
テントへ潜入するための作戦なのでしょうか。
さらに第7話では、
- 「ノゴーン・ベキ」という名前の意味
- ベキが日本を恨んでいる可能性
- 二宮和也さん演じる人物の名前
- 野崎が『ハリー・ポッター』好き
- 乃木が残した「スネイプ社」という言葉
- 別班6人によるテントへの潜入作戦
- 乃木による別班員5人への銃撃
- 「鶏群の一鶴・眼光紙背に徹す」の意味
- 乃木が発信機を残し、野崎を現場へ導いたように見える行動
- 野崎が語った元エージェント、リュウ・ミンシュエン
- 薫から届いたメッセージとジャミーンの言葉
など、一気に物語が動きました。
この記事では、第7話を見終わった時点で分かっている情報をもとに、あらすじを振り返りながら残された謎を考察します。
その後のエピソードで答えが判明したものについては、該当する話の記事へリンクを追加しています。
※この記事には『VIVANT』第7話までのネタバレが含まれます。
VIVANT第7話までの簡単なあらすじ
丸菱商事に勤める乃木憂助は、バルカ共和国のGFL社へ1000万ドルを送金する予定でした。
ところが実際に送金されたのは1億ドル。
差額9000万ドルを取り戻すためバルカへ向かったことから、乃木はテントと別班を巡る大きな事件へ巻き込まれていきます。
第4話では、
乃木憂助と黒須駿が別班員
だったことが判明。
第5話では乃木の幼少期や乃木家の家紋が明らかになり、乃木はテントのリーダー・ノゴーン・ベキを、
亡くなったと思っていた父・乃木卓だと確信
します。
さらに第6話では、乃木のもう一人の人格「F」が生まれた理由が判明。
乃木卓がかつて公安外事第1課に所属していたことも分かりました。
一方、太田梨歩は別班の協力者となり、テントのサーバーへ侵入。
その情報をもとに、
乃木と黒須を含む別班の精鋭6人
が集結しました。
VIVANT第7話のあらすじ
ノゴーン・ベキは「緑の魔術師」という意味だった
第7話では、ノゴーン・ベキという名前の由来が見えてきます。
乃木卓は警視庁公安部外事第1課の捜査官で、農業使節団の一員としてバルカへ渡っていました。
表向きは砂漠地帯の緑地化に取り組みながら、裏では日本の重要な資源供給国だったバルカの内情を調査していたのです。
卓は農業でも大きな成果を上げ、現地政府から感謝状を贈られるほど高く評価されていました。
そこで呼ばれるようになったのが、
ノゴーン・ベキ。
「ノゴーン」は緑。
「ベキ」は魔術師。
つまり、
「緑の魔術師」
という意味です。
しかし1983年、バルカでは中華系、モンゴル系、ロシア系、カザフ系の4民族による内乱が勃発しました。
卓は内乱に巻き込まれて死亡したと処理されましたが、
- 公安に救援要請の記録が残っていない
- 現地で遺体が確認されていない
- 公安の在籍記録まで抹消されている
- 死亡後も卓らしき人物の目撃情報があった
という不自然な点が残っていました。
第5話では、ノゴーン・ベキと乃木卓が同一人物ではないかというところまでたどり着きました。
第7話ではさらに、
なぜ乃木卓がノゴーン・ベキと呼ばれるようになったのか
まで見えてきたことになります。
しかし、ここで大きな疑問が残ります。
公安の捜査官としてバルカへ渡った乃木卓が、
なぜ現在はテントを率いているのでしょうか。
乃木と野崎は、卓が何らかの事情で公安に見捨てられ、妻と息子まで失ったことが日本への恨みにつながった可能性を考えます。
もし本当にそうなら、
テントが日本を標的としている理由にも、ベキ自身の過去が関係している可能性があります。
第7話時点では、まだ真相までは分かりません。
【その後】乃木卓がバルカで何を経験し、ノゴーン・ベキになるまでに何があったのかは、第9話で詳しく描かれます。
別班の精鋭6人が集結
第6話ラストで櫻井司令のもとへ集められた別班員。
メンバーは、
- 乃木憂助
- 黒須駿
- 高田明敏
- 和田貢
- 廣瀬瑞稀
- 熊谷一輝
の6人です。
別班員にはそれぞれ表の仕事があり、
- 乃木憂助:丸菱商事
- 黒須駿:JKT資源開発のエンジニア
- 高田明敏:経済産業省・資源エネルギー庁の官僚
- 和田貢:アイチ自動車ロシア支社の営業職
- 廣瀬瑞稀:EU各国に医療系システム機器を販売するレイシルのシステムエンジニア
- 熊谷一輝:万俵製作所のエンジニア
として生活していました。
民間企業だけでなく官僚まで別班に所属していることから、必要な分野へ人材を配置している組織だと分かります。
乃木はメンバー全員の前で、
ノゴーン・ベキが自分の父親だと考えている
ことまで明かします。
テントを率いる人物が、自分の実の父親かもしれない。
別班員としては、かなり大きな問題です。
高田も、父親と対面した一瞬の迷いが国家の危機につながるとして、乃木を作戦から外すよう櫻井へ進言します。
それでも櫻井司令は、乃木が誰よりもテントを理解しており、最大の利益をもたらすとして作戦のリーダーに指名しました。
乃木は任務を優先できると判断されたのでしょうか。
二宮和也演じる人物の名前は「ノコル」
第1話から登場しながら、長い間名前すら明かされていなかった二宮和也さん演じる人物。
第7話でついに、
ノコル
という名前が判明します。
ノコルはベキが最も信頼するテントのナンバー2で、ベキの代わりに流ちょうな日本語で指示を出していました。
さらに、
ベキを父として慕っている
ことも分かります。
さらに会合へ向かうノコルの護衛には、
「絶対にノコルに犯罪歴をつけさせるな」
という指示まで出されていました。
単に幹部だから守られているのか、それとも表社会で失えない立場を持っているのでしょうか。
また「ノコル」はモンゴル語で「僚友」を意味し、かつては領主個人へ忠誠を誓う家臣という意味でも使われた言葉です。
本名ではなく、ベキに仕える立場を示す名前である可能性もあります。
乃木と薫が互いの思いを確かめる
危険な任務を控えた乃木は、薫から届いたメッセージへ3日間返事をできずにいました。
思いを伝えても、すぐに寂しい思いをさせてしまうと考えていたからです。
しかしFは、
「死なねえよ。俺がお前を死なせねえ」
と乃木の背中を押します。
ジャミーンの病室で再会した乃木と薫は、桜並木を歩き、乃木の自宅で赤飯を食べました。
そして2人は初めてキスを交わします。
乃木にとっては人生で初めてのキス。
愛情に飢えてきた乃木は、薫に抱きしめられながら泣き崩れました。
翌朝には朝食を作る薫をスマートフォンで撮影します。
幸せな時間を残したかっただけにも見えますが、これから生きて帰れないかもしれないと考えた、別れの記録にも見える場面でした。
野崎は『ハリー・ポッター』好きだった
第7話で何気なく明かされたのが、
野崎守が『ハリー・ポッター』シリーズをかなり好き
だということです。
野崎は乃木に部下の尾行がついていることを隠さず、以前は偽名でバルカへ入国したのに、なぜ今回は本名で航空券を予約したのかと尋ねます。
すると乃木は、
「その方が野崎さんが動きやすいと思いましてね」
と答えました。
これから公安の追跡をかわす人物の言葉としては、かなり不自然です。
野崎はジャミーンのために『ハリー・ポッター』のDVDを持ってきます。
乃木から『ハリー・ポッター』が好きなのかと聞かれた野崎も、好きであることを隠す様子はありません。
一見すると、野崎の意外な一面を見せただけの場面。
しかし、この後の展開を考えると、
かなり気になるやり取り
になりました。
野崎がリュウ・ミンシュエンの死を語る
翌日、バルカへ向かう飛行機で乃木の隣に座ったのは野崎でした。
ドラムも現れ、病院で撮った薫とジャミーンの写真を乃木へ渡します。
野崎は乃木を放っておけない理由として、北京勤務時代に使っていたエージェント、
リュウ・ミンシュエン
の話を始めました。
リュウは頼りなく見えて芯があるところが乃木に似ていましたが、度を越えた調査によって命を落としたといいます。
自分がもっと見ていれば死なせずに済んだ。それが野崎にとって唯一の失敗でした。
野崎は乃木へ、すべてが終わったら薫のもとへ戻るよう伝えます。
すると乃木は野崎の手へ自分の手を重ね、
「あなたは鶏群の一鶴。眼光紙背に徹す」
と語りました。
「鶏群の一鶴」は多くの人の中でひときわ優れた人物、「眼光紙背に徹す」は表面だけでなく、その裏にある真意まで読み取ることを意味します。
乃木は野崎なら、この後に自分が取る行動の裏側まで見抜けると伝えたのでしょうか。
乃木が野崎へ「スネイプ社」と伝える
バルカへ向かった乃木たち。
一方、乃木を疑っている野崎とチンギスも後を追います。
野崎と顔を合わせた乃木は、バルカへ来た理由について、
「スネイプ社との商談」
という趣旨の説明をします。
普通に考えれば、乃木がその場を切り抜けるために使った架空の会社名にも見えます。
しかし、直前に、
野崎が『ハリー・ポッター』好き
だと分かったばかり。
そして『ハリー・ポッター』に登場するセブルス・スネイプは、
敵なのか味方なのか分かりにくい人物
として描かれます。
それを考えると、
なぜ乃木は、わざわざ「スネイプ」という名前を使ったのでしょうか。
単なる偶然?
それとも野崎だけに分かる何らかのメッセージ?
かなり気になる言葉です。
乃木が2つの発信機を見破り公安の追跡をかわす
バルカへ到着すると、チンギスは乃木のスーツケースへ発信機を仕掛けました。
乃木は発信機の存在を予測し、タクシーが坂道で公安の視界から5、6秒消えた間に、トランクへ隠れていた高田と入れ替わります。
スーツケースを持った高田だけがホテルへ向かったため、公安は乃木を見失いました。
しかしドラムは、飛行機から降りる際に乃木の靴へもう一つ発信機を取りつけています。
乃木はその発信機にも気づき、信号遮断袋へ入れました。
乃木の足取りは消えましたが、野崎は進行方向からロシア国境方面へ向かったと読み、チンギスたちと追跡を続けます。
別班がヴォスタニアになりすます
太田が傍受した通信から、3月27日、ノコルがロシアの反政府武装組織「ヴォスタニア」と会合を開くことが分かっていました。
ただし、正確な会合場所は当日の21時に送られ、15分以内に到着しなければなりません。
そこで別班6人は、ヴォスタニアの車のタイヤを狙撃してドライブインへ誘導。
メンバーが分かれたところを麻酔銃などで制圧し、服と車を奪って入れ替わります。
ところがリーダー・スワードの端末を確認すると、会合場所の連絡を待つ地点が急に変更されていました。
通常の道では間に合わないため、乃木たちは草原を横切って新しい待機地点へ向かいます。
その途中、遮断されていた乃木の靴の発信機が再び作動。
野崎たちがドライブインへ到着すると、そこには発信機と、薫とジャミーンが写った写真が一緒に残されていました。
さらに野崎のスマートフォンへ何かが届き、画面を見た野崎は驚いた表情を見せます。
21時、ヴォスタニアの端末へ会合場所の座標が届き、別班は指定された場所へ急行。
野崎とチンギスも、その後を追うように同じ場所へ向かいました。
乃木たちがノコルを確保
会合場所で待っていたのは、
ノコル。
遅れて到着した乃木は「出がけに羊が産気づいてね」と説明。
ノコルから「何頭だ」と聞かれると、
「77頭」
と答え、合言葉を突破しました。
これはヴォスタニアのリーダーが削除したメールを、乃木がゴミ箱まで確認していたため分かったものです。
乃木は武器を置いて一人で近づき、背を向けたノコルの腰から拳銃を奪って拘束。
黒須たちも一斉に動き、ノコルの護衛を制圧します。
ついにテントの重要人物を確保。
ここまでは、
完全に別班の作戦どおり
に見えました。
しかし次の瞬間、
乃木が突然、
味方である別班員へ銃口を向けます。
乃木が別班メンバー5人を次々と撃つ
乃木はノコルから奪った拳銃で、
- 高田明敏
- 和田貢
- 廣瀬瑞稀
- 熊谷一輝
へ次々と発砲し、黒須の肩にも銃弾を撃ち込みました。
つい先ほどまで一緒に作戦を遂行していた仲間です。
黒須には意識がありましたが、ほかの4人は倒れたまま動きません。
そして乃木はノコルへ、
自分はノゴーン・ベキの息子だ
と明かします。
乃木が求めたのは、
父・ベキに会わせること。
日本政府や各国について知っている情報をすべて差し出し、テントの役に立つとも申し出ます。
ノコルは乃木を殺すよう命じますが、乃木がベキの息子だと叫ぶと処刑を止めました。
そこへ野崎とチンギスが到着。
ノコルは乃木と黒須を車へ乗せ、その場から撤退します。
一方、別班の作戦本部では、乃木の銃撃を見ていた櫻井司令が、
「この件は他言無用です」
と命じました。
黒須は読唇術で乃木の真意を確かめる
テントのアジトへ連行された乃木と黒須は、隣り合う牢へ入れられます。
黒須は監視カメラを避けながら読唇術を使い、
心臓を狙ったように見せて急所を外し、テントへ潜入する作戦なのか
と乃木へ尋ねました。
しかし乃木は首を横に振り、どうしても父に会いたかった、ずっとどんな気持ちで生きてきたか君には分からないと答えます。
そして第7話の最後、2人の前に、
ノゴーン・ベキ本人が姿を現しました。
ついに乃木は、別班の任務より父親を選んだのでしょうか。
それとも、テントへ潜入するための作戦なのでしょうか。
第7話は、乃木が味方なのか敵なのか分からないまま、約40年ぶりに父と息子が向き合うところで終了しました。
VIVANT第7話で判明したこと
第7話で分かったことを整理すると、
- 「ノゴーン・ベキ」は「緑の魔術師」という意味
- 乃木卓はバルカで緑地化に尽力していた
- 卓が日本を恨むようになった可能性が浮上
- 別班の精鋭6人の名前が判明
- 乃木が別班作戦の中心を担う
- 二宮和也さん演じる人物の名前はノコル
- ノコルはテントの重要人物
- ノコルはベキを父として慕っている
- 野崎は『ハリー・ポッター』が好き
- 乃木が野崎へ「スネイプ社」という言葉を残した
- 野崎とチンギスが乃木を追跡
- 別班がヴォスタニアになりすました
- 別班がノコルの確保に成功
- 乃木が黒須ら別班メンバー5人を銃撃
- 乃木がノコルへ自分はベキの息子だと明かした
- 別班員5人の表向きの勤務先と職業が判明
- 乃木と薫が初めてキスを交わした
- 野崎が北京勤務時代のエージェント、リュウ・ミンシュエンを亡くしていた
- 乃木が野崎へ「鶏群の一鶴・眼光紙背に徹す」と伝えた
- 乃木がスーツケースと靴の発信機を見破った
- 乃木が薫とジャミーンの写真と発信機を残した
- 第7話の最後にベキが乃木と黒須の前へ現れた
というところです。
特に最後の、
乃木による別班員5人への銃撃
によって、それまで進んでいた物語が一気にひっくり返りました。
VIVANT第7話で新たに生まれた謎・疑問
第7話の謎① 乃木は本当に別班を裏切った?
第7話最大の謎です。
乃木は仲間だった別班員5人へ発砲。
そしてノコルへ、
自分はベキの息子だ
と明かしました。
この行動だけを見れば、
乃木が別班を裏切り、父親を選んだ
ように見えます。
40年間探し続けた父親。
ようやく生きている可能性にたどり着いたのですから、乃木がどうしても会いたいと思う気持ちは理解できます。
しかし、もう一つ考えられるのが、
テントへ潜入するために裏切ったふりをした
可能性です。
乃木ほど射撃能力の高い人物が、本当に仲間を殺そうとしたのでしょうか。
さらに野崎へ残した「スネイプ社」という言葉も気になります。
第7話終了時点では、
乃木が本当に裏切ったと断定するには、まだ早い
ように思えます。
【その後】乃木が本当に別班を裏切ったのか、その答えは最終第10話で明らかになります。
第7話の謎② 撃たれた別班4人は本当に死んだ?
乃木に撃たれた、
- 高田明敏
- 和田貢
- 廣瀬瑞稀
- 熊谷一輝
の4人。
黒須とは違い、4人は倒れたまま動きませんでした。
本当に死亡したのでしょうか。
ここで逆に気になるのが、
撃った人物が乃木であること。
乃木は非常に高い射撃能力を持っています。
本当に4人を殺すつもりなら、確実に急所を狙うこともできるはずです。
だからこそ、
あえて急所を外した可能性
も考えたくなります。
第7話だけでは4人の生死は分かりません。
【その後】撃たれた別班4人の生死については、第9話で大きな事実が判明します。
第7話の謎③ なぜ黒須だけ肩を撃たれた?
さらに気になるのが黒須です。
乃木は黒須を、
肩
に撃ちました。
他の4人が倒れたまま動かないのに対して、黒須は明らかに生きています。
なぜ黒須だけ違ったのでしょうか。
黒須を殺すつもりがなかった?
一緒にテントへ連れていく必要があった?
それとも単なる偶然?
乃木の射撃能力を考えると、
黒須だけ肩だったことには意味がある
ように見えます。
第7話の謎④ 櫻井司令は乃木の裏切りを知っていた?
乃木がベキの実の息子かもしれないことを知り、高田は作戦から外すべきだと進言しました。
それでも櫻井は乃木をリーダーに指名します。
さらに乃木が仲間5人を撃った映像を見ても取り乱さず、
「この件は他言無用です」
と命じました。
国家に対する明らかな裏切りなら、乃木の追跡や拘束を直ちに指示してもよさそうです。
櫻井は乃木の潜入計画を事前に聞いていたのでしょうか。
それとも別班の存在と失敗を外部へ漏らさないため、まず情報を封じただけなのでしょうか。
【その後】乃木が別班員を撃った本当の目的は、最終第10話で明らかになります。
第7話の謎⑤ 「スネイプ社」には意味がある?
乃木が野崎へ残した、
「スネイプ社」
という言葉。
これが単なる架空の会社名だったのかも気になります。
野崎が『ハリー・ポッター』好きだと知った直後に、
スネイプ
という名前を使った乃木。
『ハリー・ポッター』のスネイプは、
敵に見えながら、本当の目的は別にある人物。
もし乃木がわざとその名前を選んだのなら、
「今から敵に見える行動をするが、本当に裏切ったわけではない」
というメッセージを野崎へ送った可能性もあります。
だとすれば、
第7話ラストの裏切りまで見越したうえで、
乃木は事前に野崎へヒントを残していたことになります。
第7話終了時点では断定できませんが、乃木の裏切りを考えるうえで重要な言葉になりそうです。
【その後】乃木が野崎へ残した「スネイプ」の意味は、最終第10話で重要になります。
第7話の謎⑥ なぜ乃木は野崎に自分を追わせた?
乃木は公安の追跡をかわしながら、同時に野崎が追いやすくなる行動も繰り返しています。
- 偽名ではなく本名でバルカ行きの航空券を予約した
- 「野崎さんが動きやすい」と本人へ伝えた
- 「鶏群の一鶴・眼光紙背に徹す」と真意を読むよう促した
- 野崎にだけ通じそうな「スネイプ社」という言葉を使った
- 一度遮断した靴の発信機を再び作動させた
本当に日本を裏切るつもりなら、どれも自分を危険にする行動です。
乃木は野崎なら表面上の裏切りに惑わされず、自分の計画を読み取ってくれると考えたのでしょうか。
そして乃木が野崎を現場へ近づけた目的は、撃たれた別班員の救出だった可能性もあります。
【その後】乃木が野崎へ送った一連の合図の意味は、最終第10話で明らかになります。
第7話の謎⑦ 野崎のスマホには何が届いた?
野崎がドライブインで発信機と写真を見つけた直後、スマートフォンへ何かが届きます。
その画面を見た野崎は、明らかに驚いた表情を見せました。
しかもテントとの会合場所は、21時になるまでヴォスタニア側にも知らされていません。
それなのに野崎とチンギスは、乃木たちがいる会合場所へ到着しました。
乃木が座標を送ったのでしょうか。
それとも東条がヴォスタニアの端末を追跡し、公安へ知らせたのでしょうか。
野崎が何を見て、どうやって正確な会合場所を知ったのか。
第7話では通知の内容が見せられていません。
第7話の謎⑧ リュウ・ミンシュエンとは何者?
野崎が突然名前を出した、北京勤務時代のエージェント、リュウ・ミンシュエン。
野崎は、度を越えた調査によって死亡し、自分がもっと見ていれば助けられたと語っています。
乃木と似ていたという説明だけでも野崎の行動理由は分かります。
しかし名前まで明かした以上、過去の人物として終わらない可能性もあります。
本当に死亡したのか。
別の名前で生きているのか。
あるいは野崎が追っているテントと、何らかの接点があったのでしょうか。
【その後】リュウ・ミンシュエンに何が起きたのかは、第16話で明らかになります。
第7話の謎⑨ 薫からのメッセージに隠されたヒントとは?
第7話では、薫から乃木へ届いたメッセージが画面に映りました。
その中には、
- 「今日、来てくれたんですね。ジャミーンに聞きました」
- 「どうして帰っちゃったんですか?」
- 「今日からジャミーンのリハビリが始まりました。順調です」
という内容があります。
第7話放送後、番組公式は、乃木が行動を起こしたきっかけについて、薫とのメッセージに大きなヒントが隠されていると明かしました。
乃木は薫がいない時にジャミーンを訪れ、何を話したのでしょうか。
「ジャミーンに聞きました」という一文は、単なる来訪の報告ではなく、乃木がジャミーンから何か重要な答えを得たことを示しているのでしょうか。
【その後】薫のメッセージが示していた乃木の行動理由は、最終第10話で明らかになります。
第7話の謎⑩ 乃木はなぜ薫を撮影し、写真を残した?
乃木は薫と過ごした翌朝、朝食を作る姿をスマートフォンで撮影しました。
さらにドラムから受け取った薫とジャミーンの写真を、靴に仕掛けられた発信機と一緒にドライブインへ残しています。
動画は、生きて帰れないかもしれない任務へ向かう乃木が、初めて得た幸せを残したかっただけにも見えます。
一方、写真は野崎が必ず見つけると考えて、意図的に置いた可能性が高そうです。
自分に何かあれば薫とジャミーンを頼む。
そんな無言の依頼だったのでしょうか。
それとも乃木が日本側に大切な人を残していると伝え、自分は本当に国を捨てたわけではないと示す合図だったのでしょうか。
第7話の謎⑪ ノコルとベキは本当の親子?
ノコルはベキを「父」と呼び、乃木もベキを実の父親だと確信しています。
では、乃木とノコルはどのような関係なのでしょうか。
血のつながった兄弟?
ノコルが養子?
あるいは、
「父」と呼んでいるだけで、血縁関係はない可能性もあります。
第7話ではノコルの名前は分かりましたが、ベキとの本当の関係までは明らかになっていません。
【その後】ベキとノコルの関係については、第8話で明らかになります。
第7話の謎⑫ ノコルはなぜ特別に守られている?
ノコルはテントのナンバー2というだけでなく、ほかの幹部とは明らかに違う扱いを受けています。
- 流ちょうな日本語を話す
- ほかのバルカの人物と比べて日焼けしていない
- 護衛へ「犯罪歴をつけさせるな」と命令が出ている
- ベキを父と呼び、代わりに指示を出している
ノコルは普段、別の身分で表社会にいるのでしょうか。
日本で育った人物、企業や政府に関係する人物、あるいはテントの後継者として特別に守られている可能性があります。
その一方で、会合では正体の分からない相手へ背中を向け、腰の拳銃を乃木に簡単に奪われました。
単なる油断なのか、ノコル自身も戦闘要員ではないことを示す描写なのでしょうか。
【その後】ノコルが日焼けしていない理由や普段の立場は、第8話で明らかになります。
第7話の謎⑬ ベキは本当に日本を恨んでいる?
第7話では、
公安だった乃木卓の救援要請記録が残っておらず、在籍記録まで抹消されていることから、日本側に見捨てられたのではないか
という可能性が浮上しました。
救援要請そのものが出されなかったのか。
誰かが記録を消したのか。
それとも諜報員だった卓の存在を守るため、死亡後に経歴だけを消したのでしょうか。
そして山本は、
テントの最終標的は日本
だと話していました。
ここまでをつなげれば、
ベキが日本への復讐のためにテントを作ったのではないか
と考えることもできます。
しかし、本当にそれだけなのでしょうか。
第6話では、テントが集めている金に明確な目的があることも見えてきました。
単なる復讐組織としては、まだ説明できない部分が多くあります。
テントは本当に日本を攻撃しようとしているのか。
そしてベキは本当に日本そのものを恨んでいるのでしょうか。
【その後】ベキの過去とテント誕生の経緯については、第9話で詳しく描かれます。
VIVANT第7話を見た感想
第7話は、
「乃木は敵なのか味方なのか」
というところまで再び分からなくなった回でした。
第4話で、
乃木=別班
という大きな答えが出たと思ったら、
今度は、
乃木=別班の裏切り者?
です。
ただ、乃木が何の考えもなく仲間を次々と殺したとは、まだ思いにくいです。
特に気になるのが、
スネイプ社。
直前に野崎が『ハリー・ポッター』好きだと分かったうえで、乃木がわざわざ「スネイプ」という名前を使っています。
さらに乃木ほどの射撃能力を持つ人物が仲間を撃ったことも引っかかります。
本当に裏切ったのならそのままなのですが、
すべてがテントへ入り込むための作戦だったのではないか
と疑いたくなる要素も残っています。
そしてもう一つ大きいのが、
乃木がついに父・ベキへ直接近づいたこと。
ここから先は、別班とテントの戦いだけではなく、
乃木と父親の物語
が本格的に始まりそうです。
【第7話視聴時点】VIVANT第8話の展開を考察
第8話最大の焦点は、
ベキが目の前に現れた乃木を、本当に息子として認めるのか。
でしょう。
第7話ラストでは、牢に入れられた乃木と黒須の前へベキ本人が現れました。
しかし乃木は、
自分はベキの息子だ
と名乗っただけです。
注目したいのは、
- 撃たれた別班4人は本当に死亡したのか
- 黒須はどうなるのか
- 乃木は本当に別班を裏切ったのか
- 「スネイプ社」は野崎への暗号だったのか
- ベキは乃木を息子と認めるのか
- 乃木とベキは本当に親子なのか
- ノコルと乃木は兄弟なのか
- テントは乃木を信用するのか
- 櫻井司令は乃木の行動をどこまで知っていたのか
- 野崎のスマートフォンへ何が届いたのか
- 薫のメッセージに隠されたヒントは何か
あたりです。
特に、
ベキが乃木をどう見るのか
は重要です。
乃木が「自分は息子だ」と言っただけで、テント側が信用するとは思えません。
40年近く離れていた親子。
本当に父と息子なのかを確認する展開が入る可能性もあります。
そして乃木が本当に潜入目的なら、
ここから先は一切別班の助けを受けられない敵地。
第8話では、乃木が何を考えているのかが最大の注目点になりそうです。
VIVANT第7話のあらすじ・考察まとめ
『VIVANT』第7話では、別班とテントがついに直接接触しました。
そして最大の衝撃は、
乃木が黒須を含む別班員5人を銃撃したこと。
さらに乃木はノコルへ、
自分はベキの息子だ
と明かしました。
第7話終了時点で残された最大の謎は、
乃木は本当に別班を裏切ったのかという点です。
一方で、
- 黒須だけ肩を撃たれた
- 乃木は非常に高い射撃能力を持っている
- 野崎へ「スネイプ社」という言葉を残した
- その直前に野崎が『ハリー・ポッター』好きだと判明している
- 乃木は野崎が追いやすいよう本名でバルカへ向かった
- 「鶏群の一鶴・眼光紙背に徹す」と真意を読むよう促した
- 発信機を薫とジャミーンの写真と一緒に残した
という点を考えると、
テントへ潜入するために裏切ったように見せている
可能性も残っています。
さらに、
ノゴーン・ベキ=緑の魔術師
という名前の由来も判明。
公安だった乃木卓が、なぜテントを率いるノゴーン・ベキになったのかという謎も深まりました。
第7話の最後には、
乃木とベキがついに対面しました。
そして乃木は、
別班なのか。
テントなのか。
それとも、
父親へ近づくために両方を利用しているのか。
第7話まででは、まだ答えは出ていません。
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第1話からプライム会員特典で配信中!
乃木と薫の“ピュアすぎる初キス”!
あの瞬間をもう一度!