VIVANT第9話の明美の復讐相手とフローライト情報を漏らした人物を考察

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【VIVANT第9話考察】明美の「復讐して」は誰に?フローライト情報を漏らした人物

2023年9月10日に放送された『VIVANT』第9話。

ここまで「国際テロ組織」として描かれてきた、

テントの本当の目的

が、ついに見えてきました。

テントはテロや犯罪行為を請け負って巨額の報酬を得る一方、その金を、

バルカの孤児たちの救済

に使っていました。

さらに、将来的には犯罪行為に頼らなくても孤児たちを支援できるよう、

フローライトの採掘事業

を進めようとしていたことも判明します。

さらに第9話では、次の事実が明らかになりました。

  • 純度99%のフローライトを発見した意外な経緯
  • 最後の土地取得に不足していた1000万ドル
  • 乃木が株の空売りで約1400万ドルを稼いだ方法
  • ベキが公安の指揮官に見捨てられた過去
  • 明美が最期に残した「復讐して」という言葉
  • バトラカ、ピヨ、ノコル、アディエルとの出会い
  • 乃木が看病された家が自分の生家だった事実
  • テントという名前と乃木家の家紋を使った理由
  • ベキが「テントは日本を狙っていない」と否定
  • フローライト情報の漏えいと日本のモニター

しかしラスト。

乃木はベキから追及され、ついに、

「別班の任務としてここに来ました」

と告白。

第7話から続いていた「乃木は本当に別班を裏切ったのか?」という謎にも、大きな動きがありました。

この記事では、第9話を見終わった時点で分かっている情報をもとに、あらすじを振り返りながら最終第10話へ残された謎を考察します。

その後に答えが判明したものについては、別途【その後】として第10話の記事へリンクしています。

※この記事には『VIVANT』第9話までのネタバレが含まれます。

VIVANT第9話までの簡単なあらすじ

第4話で、

乃木憂助=別班

であることが判明。

第5話では、乃木がテントのリーダー・ノゴーン・ベキを、

亡くなったと思っていた父・乃木卓

だと確信します。

第7話では別班6人がテントとの接触に成功しますが、乃木が突然、黒須を含む仲間5人へ発砲。

ノコルへ、

自分はベキの息子だ

と明かし、父親のもとへ潜入しました。

第8話ではDNA鑑定が行われ、

乃木とベキが本当の親子

であることが確認されます。

さらに乃木はテント内部へ入り、組織が犯罪によって得た資金をバルカの孤児たちへ使っていることを知りました。

そしてテントが数年前から、

ある土地を大量に購入している

ことにも気づきます。

→ VIVANT第8話のあらすじ・考察はこちら

VIVANT第9話のあらすじ

乃木が作った赤飯でベキの心がほどける

バトラカの勧めを受け、乃木はベキたちとの夕食に赤飯を作りました。

第7話で薫が乃木に作った、乃木の大好物でもあります。

赤飯を食べたベキは、バルカへ来て約40年たっても自分は日本人なのだと、しみじみ語りました。

乃木が赤飯を選んだのは、自分の好物だからだけではなく、父に日本の記憶と家族の温かさを思い出してもらうためだったのかもしれません。

その翌日、ベキは乃木を土地へ連れていき、これまで隠していたフローライトの秘密を明かします。

テントが土地を買い集めていた理由が判明

第8話で乃木が気づいた、

テントによる大量の土地購入。

第9話で、その理由が明らかになります。

テントが購入していたバルカ北西部の土地。

一見すると、それほど価値があるようには見えません。

しかし地下には、

高純度のフローライト(蛍石)

が眠っていました。

発見のきっかけは、3年前に起きた大地震です。

地震によってできた深さ約200メートルの地割れへ、孤児院の少年が転落。ノコルは少年を助けるために降りましたが、すでに亡くなっていました。

その場所でノコルが見つけたのが、純度99%のフローライトだったのです。

調査の結果、バルカ北西部一帯に大量の鉱脈があることが判明。テントは採掘権を確保するため、政府や外国企業に知られないよう土地を少しずつ買い集めていました。

つまり、第8話で見えてきた、

土地購入のために巨額の資金を集めていたという、第8話での乃木の読みは当たっていたことになります。

フローライトで孤児を救い続ける

フローライト事業が成功すれば、犯罪行為を請け負わなくても継続的な収入を得られる可能性があります。

これまでテントは、孤児たちを救うために多額の金を必要としていました。

その資金を得るために行っていたのが、

テロや犯罪行為の請負。

しかし、ベキたちが本当にやりたいのは犯罪ではありません。

フローライトから安定した収入を得られれば、

犯罪に頼らず孤児たちを支援し続ける

ことができるようになります。

ここで初めて、

なぜテントが土地を必要としていたのか

なぜ犯罪を請け負ってまで巨額の資金を集めていたのか

が一本につながりました。

ただし、買収できていない最後の土地には、フローライトを運ぶための電気と水が通っていました。

購入費は3000万ドル。2000万ドルは用意できましたが、あと1000万ドル足りません。

ベキは資金を得るため、有害物質をまき散らす工場の爆破を請け負おうとしていました。

工場は24時間稼働しているため、いつ爆破しても犠牲者が出る。それでもベキは、一般人の被害が最小限になるよう事前に計算させていました。

テントが無差別に被害を広げてきた組織ではないことは分かりますが、目的のために犠牲を受け入れていることも忘れてはいけません。

乃木が別班の企業情報を使って資金を集める

しかし、フローライト採掘へ進むためには、

まだ資金が足りません。

そこで乃木が提案したのが、

別班が持つ企業に関する機密情報を利用した株取引

でした。

乃木は、別班の資金調達担当だった黒須の口座と信用を利用します。

薬で眠らせた黒須の顔を使ってスマートフォンの顔認証を解除。別班が交渉材料として保管していた企業の未公表情報へアクセスしました。

利用したのは、新薬の治験失敗を隠していた大鳥製薬の情報です。

株を先に借りて売り、不祥事を報道各社へ流して株価が下がったところで買い戻す「空売り」を仕掛けました。

大鳥製薬が不正を自ら公表し、株価が反発すると、乃木はさらに10億円分を追加で売ります。

最終的に株価は2100円から1200円まで下落。乃木は、必要だった1000万ドルを超える約1400万ドル、20億7000万円の利益を確保しました。

誰も傷つけずに資金を得たことで、ベキからの信頼はさらに深まります。

しかし使ったのは、別班の極秘情報と黒須の口座です。

乃木は本当に父を選んだのか。それとも、テントの中枢へ入るために、あえて大きな成果を見せたのでしょうか。

「あなたは7回撃たれた狼だ」の意味

株取引を成功させた乃木へ、ピヨは「あなたは7回撃たれた狼だ」と声をかけました。

これは、何度も困難を乗り越えた人物が、その経験を生かして再び困難を克服したことをたたえるモンゴルのことわざです。

第7話の合言葉「ヤギ77頭」など、『VIVANT』では数字の7が繰り返し登場します。

ことわざ自体の意味は判明していますが、なぜ物語の中で「7」という数字を重ねているのかは気になるところです。

ベキの壮絶な過去が明らかになる

そして第9話最大のポイントが、

ノゴーン・ベキの過去。

ベキこと乃木卓は、島根県奥出雲のたたら製鉄を受け継ぐ名家の次男として生まれました。

東京大学を卒業して警察官となり、公安部外事課へ配属。妻・明美とは出雲大社で結婚式を挙げています。

その後、卓と明美は農業使節団としてバルカへ渡りました。

しかし本当の目的は、

公安の任務としてバルカで諜報活動を行うこと

でした。

外交官では目立ちすぎるため農業技術者を装い、武装勢力の内部へ潜入する任務でした。任務の詳細を知るのは公安の指揮官だけで、明美にもすべては話していません。

卓は荒れた土地の緑地化にも取り組み、現地の人々から、

「ノゴーン・ベキ=緑の魔術師」

と呼ばれるようになります。

そしてバルカで、憂助が生まれました。

しかし、その後バルカで内乱が激化。

卓たち家族の運命は大きく変わります。

卓が不在の間に武装勢力が村を襲撃。明美は憂助を連れ、クローゼットの裏にある隠し扉へ身を潜めました。

戻ってきた卓は二人を連れ出し、公安へ救援を求めます。仲間は飛行許可証まで偽造してヘリで駆けつけましたが、指揮官から撤退を命じられ、目前で引き返しました。

家族は武装勢力に捕まり、幼い憂助は人身売買組織へ売られてしまいます。

明美が残した「復讐して」という最期の言葉

卓と明美には、約1か月にわたる拷問が続きました。

卓は、自分が公安のスパイだと明かせば明美だけでも助かると話します。

しかし明美は卓を裏切らず、憂助を捜してほしいと頼みました。

そして最期に、「私たちをこんな目に遭わせたやつを絶対に許さない。復讐して」と言い残します。

「こんな目に遭わせたやつ」とは、家族を襲った武装勢力なのか。それとも、救援ヘリを引き返させた公安の指揮官なのでしょうか。

ベキは日本への恨みは消えたと話しましたが、明美との約束だけはまだ終わっていない可能性があります。

バトラカがベキを救い、4年間憂助を捜す

明美が亡くなった後、武装勢力は卓を銃で撃ち、当時雑用をしていたバトラカへ埋めるよう命じます。

弾丸は心臓の横を貫通していましたが、致命傷ではありませんでした。バトラカは命令に背き、卓を治療して救います。

その後、卓は明美との約束を守るため、連れ去られた憂助を4年間捜し続けました。

ようやくたどり着いた先で聞かされたのは、同じ年ごろの日本人の少年が約1か月前に亡くなったという情報です。

それが憂助だと思い込んだ卓は、妻だけでなく息子まで失ったと絶望し、生きる希望を失っていきます。

ベキとノコルの出会い

すべてを失った卓の前に現れたのが、

一人の少年。

少年は卓へ銃を向けますが、卓は抵抗せずパンを差し出しました。

少年はパンを受け取ると、弟へ食べさせようとして歩き出しますが、力尽きて倒れてしまいます。

そして自分の幼い弟を、卓へ託しました。

その赤ん坊こそ、ノコルです。

卓がノコルを抱いて戻ったとき、兄はすでに亡くなっていました。

小さく温かいノコルを抱いた卓は、憂助の姿を重ねます。

妻も息子も守れなかった自分に、明美から「生きてこの子を育てろ」と言われたように感じ、命に代えてもノコルを守ると誓いました。

ノコルとの出会いによって、卓は再び生きる理由を見つけたのです。

つまり、

乃木=ベキの実の息子

ノコル=血はつながっていないが、ベキが育てた息子

という関係だったのです。

だからこそ、血のつながった憂助が戻ってきても、ベキにとってノコルが「本当の息子」であることは変わらないのでしょう。

テントが生まれた理由

卓はバトラカたちとともに生活する中で、内乱に苦しむ人々を守るようになります。

公安で身につけた銃の扱いと作戦立案を村人へ教え、その中で高い才能を見せたのがピヨでした。

村を襲う武装集団を退けられるようになると、その力を頼って、

他の村からも護衛などの依頼

が舞い込むようになります。

そして卓は、内乱によって親を失った多くの子どもたちを目にしました。

自分も家族を失った卓。

そこで、

孤児たちを救うこと

を自分の使命として生きていくようになります。

そして生まれたのが、

テント。

「テント」という名前にも意味がありました。

キャンプのテントの下には、

家族や仲間、大切な人たちが集まる。

そんな場所をイメージして、

テント

と名付けられたのです。

始まりは約100人の孤児を守るための施設でした。

子どもたちを養う資金を得るため護衛を請け負ううちに組織は巨大化。ピヨは軍事部門を統率し、バトラカは民間軍事会社を設立して、現在のテントの原型を作ります。

さらに組織のマークには、

乃木家の家紋

が使われるようになります。

依頼主から犯行声明の代わりとなる証拠を残すよう求められ、バトラカが乃木家の家紋を使うことを提案したのです。

ベキは自分の家紋を犯罪現場へ残すことに最初はためらいますが、仲間たちに説得されて受け入れました。

第5話から謎だった、

なぜ乃木家の家紋がテントのマークなのか

についても、ここで大きく答えが出ました。

テントは最初から世界を破壊するために生まれた組織ではなく、ベキが家族を失った経験と、孤児たちを救おうとしたことから始まっていたことが第9話で明らかになります。

アディエルとジャミーン、乃木の生家がつながる

テントが大きくなる過程で、ベキは車の中で食べ物を盗んでいた孤児と出会います。

その少年が、第1話で乃木を救ったジャミーンの父・アディエルでした。

ベキはアディエルを引き取り、ノコルと兄弟のように育てます。成長したアディエルはテントには加わりませんでしたが、ベキたちとの交流は続いていました。

さらに、アディエルの結婚祝いとしてベキが譲った家は、乃木が生まれ、幼いころに暮らしていた家でした。

つまり乃木は第1話で、事情を知らないまま自分の生家へ戻り、父に育てられたアディエルと、その娘ジャミーンに命を救われていたのです。

第1話でアディエルが口にした「日本人には世話になっている」という言葉も、ベキのことを指していたと分かります。

ベキは「テントの最終標的は日本」を否定

ここで、これまでの物語を大きくひっくり返す発言が飛び出します。

第4話では山本から、

「テントの最終標的は日本」

という情報が出ていました。

そのため別班も、

日本で大規模なテロが起きる可能性

を警戒し、テントを追っていました。

しかし第9話で、乃木からその話を聞いたベキは、

現在のテントが日本を標的としていることを否定。

バルカ内乱の際、日本側から助けを得られなかったことで、日本を恨んだ時期があったことは認めます。

しかしノコルと出会い、孤児たちを救うことを使命として生きる中で、

現在は日本への恨みを目的として行動していない

ことを明かしました。

さらに、日本を狙ったテロの依頼も断ってきたことが語られます。

ここで新たな疑問が生まれます。

では、

「テントの最終標的は日本」という情報は、どこから出てきたのでしょうか。

山本はそう信じていました。

乃木たち別班も、その情報をもとにテントを追っています。

もしベキの話がすべて本当なら、

誰かが意図的に「テントは日本を狙っている」という情報を流した可能性も考えられます。

ただし、明美は最期に「復讐して」と言い残しています。

ベキの日本への恨みが本当に消えたのか、あるいはテントとは別に個人的な復讐を考えているのか。第9話終了時点では、まだ断定できません。

別班4人の生存が判明

さらに第7話から続いていた大きな謎にも答えが出ます。

乃木に撃たれた、

  • 高田明敏
  • 和田貢
  • 廣瀬瑞稀
  • 熊谷一輝

の4人。

テント側には死亡したと報告されていました。

しかし第9話では、

4人が日本で生きていることが判明。

療養している姿まで確認されます。

この映像をテントへ送ったのは、日本にいる別のモニターでした。

別班員が療養する場所を把握し、映像まで撮れる人物となれば、公安や警察内部に近い人間なのでしょうか。

つまり、

乃木は4人を殺していませんでした。

第7話の時点で考えていた、

乃木ほどの射撃能力があれば、わざと急所を外すこともできるのでは?

という可能性が、一気に現実味を帯びてきました。4人が生存して日本で療養していることは第9話で明示されています。

→ VIVANT第7話のあらすじ・考察はこちら

フローライト情報がバルカ政府へ漏れる

テントにとって重大な問題も発生します。

極秘だった、

フローライト鉱脈の情報

がバルカ政府側へ漏れてしまいました。

ノコルと共同出資者のゴビは、国土交通大臣エインから土地を政府へ引き渡すよう迫られます。

ゴビが前任の大臣と交わした合意文書を示したため、その場では採掘権を守ることができました。

フローライトの存在を知っている人物は限られています。

ゴビの会社ではゴビ本人と専務だけ。テント側でもベキ、ノコル、バトラカ、ピヨら一部の中枢しか知りません。

しかも乃木がテントへ入った直後。

当然、

乃木が情報を漏らしたのではないか

という疑いが強まります。

しかし本当に乃木なのでしょうか。

テント内部だけでなく、ゴビか専務、政府とつながる人物、共同事業そのものを奪いたい人物まで疑う必要があります。

乃木が「別班の任務として来た」と告白

そして第9話ラスト。

別班4人が生きていることまで判明し、

乃木と黒須は拘束されます。

ベキは乃木へ、

本当に別班の任務としてテントへ来たのか

と問いかけます。

Fは答えないよう乃木へ訴えます。

しかし乃木は、

「別班の任務としてここに来ました」

と認めました。

第7話からずっと、

乃木は本当に別班を裏切ったのか?

と考えてきました。

その乃木本人が、

別班の任務だった

と認めたことになります。

そしてベキは、

刀を抜きます。

実の息子。

しかし、自分たちを探るために送り込まれた別班員。

ベキは乃木をどうするのでしょうか。

第9話は、そのまま最終第10話へ続きます。

VIVANT第9話で判明したこと

第9話で明らかになったことを整理すると、

  • テントが土地を買っていた理由はフローライト
  • 3年前の地震と孤児の転落事故をきっかけに、ノコルが純度99%の鉱脈を発見
  • フローライト事業によって安定した収益を得ようとしている
  • 最後の土地購入には3000万ドル必要で、1000万ドル不足していた
  • テントの犯罪収益は孤児救済に使われている
  • テントは一般人の被害を減らす計算をしながら犯罪を請け負っていた
  • 乃木が別班の企業情報と黒須の口座を使い、空売りで約1400万ドルを確保
  • ベキは奥出雲の名家に生まれ、東大卒業後に警察官となった
  • 卓は公安の任務でバルカへ渡っていた
  • 憂助は卓と明美がバルカへ渡った後に生まれた
  • 公安の指揮官が救援ヘリを引き返させた
  • 明美は「憂助を捜して」「復讐して」と言い残した
  • 撃たれた卓をバトラカが救った
  • 卓は憂助を4年間捜し、別の日本人少年の死亡情報を憂助だと思い込んだ
  • ベキとノコルに血縁関係はない
  • ノコルはベキが育てた息子
  • ピヨとバトラカが現在のテントの原型を作った
  • アディエルはベキに引き取られ、ノコルと兄弟のように育った
  • アディエルとジャミーンの家は乃木が生まれた家だった
  • ベキが孤児救済を使命とするようになった
  • テント誕生の経緯が判明
  • 「テント」という名前の由来が判明
  • テントの印に乃木家の家紋を使うことを提案したのはバトラカ
  • ベキは「現在のテントは日本を狙っていない」と否定
  • 別班4人の生存が判明
  • フローライト情報がバルカ政府へ漏れた
  • 共同出資者ゴビとノコルが国土交通大臣エインから土地の引き渡しを迫られた
  • 乃木が「別班の任務として来た」と告白した

というところです。

第9話は、

テントの正体が一気に明らかになった回

だったと言えそうです。

しかし最終回を前に、

誰が本当の敵なのか

は逆に分からなくなってきました。

VIVANT第9話で新たに生まれた謎・疑問

第9話の謎① なぜFが止めたのに「別班の任務」と告白した?

第9話ラスト。

乃木自身が、

「別班の任務としてここに来た」

と認めました。

さらに第7話で撃たれた別班4人も生きています。

第7話の裏切りそのものが、テントへ潜入するための作戦だった可能性は一気に高くなりました。

第7話で野崎へ、

「スネイプ社」

という言葉を残していたことも改めて気になります。

乃木は仲間を撃つ前から、自分が裏切ったように見える展開になることを予想していたのでしょうか。

ただし、まだ分からないことがあります。

乃木が父・ベキに会いたかった気持ちは本物に見えます。

テント内部で孤児たちの存在を知り、フローライト事業にも協力しました。

つまり乃木は、

別班の任務だけでベキへ近づいたのか。

それとも、

別班員としての使命と、父親への思いの両方を持っていたのか。

ここが最終回最大のポイントになりそうです。

では、なぜFが「言うな。殺されるぞ」と止めたのに、乃木は任務だったと認めたのでしょうか。

別班員の生存映像を見せられた以上、嘘を重ねても見抜かれると判断した可能性があります。

もう一つは、ベキが自分の疑問と過去へ誠実に答えてくれたため、息子として父にだけは嘘をつきたくなかったという見方です。

あるいは、ここで正直に認めることまで含めてベキの信頼を得る作戦だったのでしょうか。

【その後】乃木が別班5人を撃った本当の理由や、テントへ潜入した目的は最終第10話で明らかになります。

→ VIVANT第10話のあらすじ・考察はこちら

第9話の謎② フローライト情報を漏らしたのは誰?

極秘だったフローライト鉱脈の存在が、

バルカ政府側へ漏れました。

この情報を知っている人物は限られています。

  • テントへ潜入した乃木
  • ベキ、ノコル、バトラカ、ピヨらテント中枢
  • 共同出資者のゴビ
  • ゴビの会社で情報を知る専務
  • どちらかの会社へ入り込んだ政府側の人物

乃木がテントへ来た直後だったため、ノコルたちが乃木を疑うのは当然です。

しかし乃木が本当に情報を漏らしたのでしょうか。

もし乃木でないなら、テント内部だけでなく、ゴビ側にも裏切り者がいることになります。

フローライトはテントが犯罪から離れるための重要な事業。

政府に土地を売らせて利益を得たいのか、採掘権を横取りしたいのか、それとも乃木を犯人に仕立てて排除したいのでしょうか。

【その後】フローライトを巡る裏切りの正体は最終第10話で判明します。

→ VIVANT第10話のあらすじ・考察はこちら

第9話の謎③ 「テントの最終標的は日本」という情報を流したのは誰?

第9話で新たに生まれた大きな謎です。

これまで乃木たち別班は、

テントの最終標的は日本

という情報をもとに動いていました。

モニターだった山本だけでなく、元幹部のアリも同じ認識でした。

しかしベキは、

現在のテントが日本を狙っていることを否定しました。

日本を標的とする依頼も断ってきたと話しています。

では、

なぜ「テントは日本を狙っている」という情報が広まったのでしょうか。

単なる誤情報や思い込みなのか。それとも、別班や公安にテントを追わせるため、誰かが意図的に流した情報なのでしょうか。

もし意図的だったとすれば、

テントと日本を戦わせようとしている第三者

が存在する可能性まで出てきます。

第9話終了時点で明らかなのは、ベキが日本を狙っていないと主張したことだけです。その主張がすべて真実なのかは、まだ分かりません。

第9話の謎④ 日本にいるテントのモニターは誰?

別班4人が生きているという情報が、

日本からテントへ伝えられました。

ということは、

日本国内にまだテントへ情報を送っている人物がいる

ことになります。

第4話で山本がテントのモニターだったことは判明しました。

しかし山本はすでに死亡しています。

つまり、山本以外にも日本のモニターがいるということです。

しかも、病院で療養する別班員を把握し、映像まで撮影できる人物です。

公安、警察、病院関係者、あるいは別班に近い人物でなければ難しいでしょう。

特に気になるのが新庄です。第4話では山本を、第5話では乃木を尾行しながら、二度とも見失っています。

単に尾行が苦手なのではなく、同じモニターの山本を逃がし、乃木の動きをテントへ伝えていた可能性はないでしょうか。

一方、乃木の作戦を察した野崎が、モニターを装ってあえて映像を送ったという説も考えられます。ただし、それでは乃木を窮地に追い込む理由が分かりません。

最終回までに正体が明らかになるのでしょうか。

【その後】日本に潜むテントのモニターについては、最終第10話で大きな動きがあります。

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第9話の謎⑤ ベキは乃木をどうする?

実の息子。

40年間、生きていることすら知らなかった憂助。

その息子とようやく再会しました。

しかし、その正体は、

テントを追って潜入してきた別班員。

ベキは刀を抜きました。

普通に考えれば、

裏切り者として処分されてもおかしくありません。

しかしベキは本当に、

40年ぶりに再会した実の息子を殺せるのでしょうか。

さらにテントが日本を狙っていないのであれば、

別班とテントは本当に最後まで敵対する必要があるのかという疑問も出てきます。

父としてのベキ。

テントのリーダーとしてのベキ。

乃木へどちらの判断を下すのでしょうか。

【その後】ベキが刀を振り上げた理由と乃木への判断は、最終第10話で明らかになります。

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第9話の謎⑥ 明美が「復讐して」と訴えた相手は誰?

明美は最期に、憂助を捜してほしいと頼むだけでなく、「私たちをこんな目に遭わせたやつへ復讐して」と訴えました。

最も直接的な相手は、家族を襲い、拷問した武装勢力です。

しかし一家が捕まった原因には、救援ヘリを引き返させた公安の指揮官もいます。

ベキが日本への恨みは消えたと語った直前に、この言葉をわざわざ見せたのは意味深です。

テントとして日本を狙ってはいなくても、ベキ個人の復讐はまだ残っているのではないでしょうか。

【その後】明美の「復讐して」とベキの行動の関係は、最終第10話で明らかになります。

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第9話の謎⑦ 公安の指揮官はなぜ救援ヘリを引き返させた?

卓の仲間は、正式な許可がない中で飛行許可証を偽造し、救出地点まで来ていました。

それでも指揮官の命令により、家族を目前にして引き返しています。

外交問題や任務の発覚を恐れ、組織を守るため一人の諜報員と家族を切り捨てたのでしょうか。

それとも、卓が生きて帰ると困る別の事情があったのでしょうか。

指揮官が誰なのかも第9話では伏せられています。明美の復讐と結びつく可能性が高そうです。

【その後】救援ヘリを引き返させた人物とベキの因縁は、最終第10話で明らかになります。

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第9話の謎⑧ なぜベキは乃木にテントの秘密をすべて話した?

乃木はテントへ来てから、まだわずかな日数しかたっていません。

それでもベキは、フローライトの場所、土地購入の目的、テントの成り立ち、自分の過去まで話しました。

株取引で成果を出した乃木を、本当の長男として信じ始めたからでしょうか。

一方でバトラカは、乃木が土地の秘密を探る様子をベキへ報告しています。

ベキは乃木が別班である可能性を承知したうえで、どこまで自分たちへ共感し、どう動くのか試していたとも考えられます。

第9話の謎⑨ 乃木はなぜテントへ1400万ドルも稼がせた?

土地購入に足りなかったのは1000万ドルでしたが、乃木は空売りによって約1400万ドルを得ました。

しかも別班の極秘情報と黒須の口座を使っています。

フローライトが孤児救済につながると知り、息子として本気で協力したのでしょうか。

それとも、資金を用意してベキの信頼を得なければ、テントの中枢と過去へ近づけないと判断したのでしょうか。

乃木にとって父へ会うことと別班の任務は、どちらか一方ではなく、同時に進める目的だった可能性があります。

【その後】乃木がテントへ協力した本当の狙いは、最終第10話で明らかになります。

→ VIVANT第10話のあらすじ・考察はこちら

第9話の謎⑩ 乃木はクラウドや黒須のスマホから合図を送った?

乃木は第8話で、アリの家族を殺した証拠だとして、自分のクラウドをテント側に確認させています。

第9話では、黒須のスマートフォンから別班の機密情報にもアクセスしました。

別班員の乃木が、外部につながる端末へ何の仕掛けもせず触れただけとは考えにくいところです。

クラウドへアクセスさせた端末を追跡したり、黒須のスマートフォンから位置情報や合図を送ったりした可能性はないでしょうか。

映像上に明確な送信操作はないため、小さな伏線候補として見ておきたい場面です。

第9話の謎⑪ なぜ「7」という数字が繰り返し登場する?

ピヨの「あなたは7回撃たれた狼だ」は、困難を乗り越えた乃木をたたえるモンゴルのことわざでした。

ただし、物語では第7話の合言葉「ヤギ77頭」など、数字の7が何度も登場しています。

単に印象に残りやすい数字を使っただけなのか。それとも、別班やテントが使う暗号・合言葉に共通する意味があるのでしょうか。

この段階で結びつける証拠はありませんが、『VIVANT』では具体的な数字が後から意味を持つことがあるため気になります。

第9話の謎⑫ 第9話に登場しなかった野崎は何をしている?

第9話では、これまで物語を動かしてきた野崎が一度も登場しませんでした。

野崎は別班員4人が生きていることを知り、乃木が残した「スネイプ社」という言葉も聞いています。

何もせず待っているとは考えにくく、乃木の意図を読み、バルカで動く準備を進めているのでしょうか。

日本のモニターが別班員の映像をテントへ送ったことも、野崎の周辺で情報が漏れている可能性を示しています。

【その後】野崎が乃木の行動をどう見ていたのかは、最終第10話で明らかになります。

→ VIVANT第10話のあらすじ・考察はこちら

第9話の謎⑬ フローライト事業とテントはどうなる?

フローライトは、テントが犯罪から離れ、孤児救済を続けるための希望です。

しかし情報は政府へ漏れ、土地と採掘権を奪われる危機にあります。

仮に事業を守れても、テロや暗殺を請け負ってきたテントが、そのまま存続を許されるとは考えにくいでしょう。

別班がテントを壊滅させるのか。ベキが組織を手放し、ノコルがムルーデルとして孤児救済を引き継ぐのでしょうか。

【その後】フローライト事業とテントの行方は、最終第10話で大きく動きます。

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VIVANT第9話を見た感想

第9話で最も印象が変わったのは、テントという組織です。

第1話から正体不明の国際テロ組織として描かれ、「最終標的は日本」とまで疑われてきました。乃木たち別班が止めなければ、日本で大事件が起きる。そういう物語だと思っていた人も多いでしょう。

ところが第9話で、

その前提そのものがひっくり返りました。

テントが犯罪行為を請け負ってきた事実は消えません。しかし、その金は孤児たちへ使われ、現在はフローライト事業によって犯罪に頼らず孤児たちを救い続けようとしていることも分かりました。

さらにベキは、テントが日本を標的にしたことはなく、日本を狙う依頼も断ってきたと説明します。

ただし、これはあくまでベキ本人の説明です。明美が最期に残した「復讐して」という言葉もあり、別班が本当に倒すべき敵はテントなのか、ベキの言葉をどこまで信じてよいのかという二つの疑問が残りました。

ベキの人生を振り返ると、テントが生まれた理由も見えてきます。

妻を失い、息子も死亡したと思い込んだベキは、内乱で親を失った子どもたちに自分の家族を重ねたのではないでしょうか。ノコルを救ったことから始まったもう一つの家族が、やがてテントになったように見えます。

また、乃木が約1400万ドルを稼ぎ出す一連の場面も見応えがありました。黒須のスマートフォンと別班が持つ企業情報を使う判断の速さは、商社マンと別班員という二つの顔を持つ乃木にしかできない作戦です。

そして第9話ラストでは、Fが止める中、乃木が「別班の任務としてここに来た」と告白しました。

父と息子、別班とテント。どちらが正しいのかという単純な話ではなくなりました。乃木の告白が父への誠意なのか、信用を得るための最後の計算なのかが気になります。

最終回で乃木は父と日本のどちらかを選ぶのでしょうか。それとも、父を救いながら日本も守る道を見つけるのでしょうか。

【第9話視聴時点】VIVANT最終第10話を考察

いよいよ次は最終第10話。

第9話までで多くの謎が明らかになりました。

しかし、まだ重要な問題が残っています。

  • 乃木が別班5人を撃った本当の理由
  • 乃木がテントへ潜入した本当の目的
  • ベキは乃木をどうするのか
  • フローライト情報を漏らした人物
  • 「テントの最終標的は日本」という情報を流した人物
  • 明美が「復讐して」と訴えた相手
  • 救援ヘリを引き返させた公安の指揮官
  • 日本にいるテントのモニター
  • 乃木がFの制止を振り切って任務を明かした理由
  • フローライト事業は成功するのか
  • テントは今後どうなるのか
  • ノコルは乃木を信用するのか
  • ゴビはフローライト事業を最後まで守るのか
  • 野崎は乃木の本心を理解していたのか

などです。

中でも気になるのは、ベキが「テントは日本を標的にしていない」と否定したことです。

その言葉が真実なら、別班がここまで追ってきた「最終標的は日本」という情報は、誰が何のために流したのでしょうか。逆に、ベキが乃木を安心させるために嘘をついている可能性もまだ消えていません。

さらに、明美の「復讐して」と、公安の指揮官が救援ヘリを戻した過去はつながっているように見えます。ベキが日本そのものではなく、明美を見捨てた特定の人物を狙っているなら、二つの情報は矛盾しません。

乃木はFの制止を振り切り、別班の任務だったと告白しました。

第7話から続いてきた裏切りがすべて潜入作戦だったとすれば、野崎へ残した「スネイプ社」にも意味があった可能性があります。第9話に野崎が登場しなかったこと自体が、最終話で動くための空白なのかもしれません。

乃木は父を選ぶのか、日本を選ぶのか。それとも、父を救いながら日本も守る別の答えを見つけるのでしょうか。

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VIVANT第9話のあらすじ・考察まとめ

『VIVANT』第9話では、

テント誕生の秘密と、本当の目的

が大きく明らかになりました。

ベキこと乃木卓は、公安の任務としてバルカへ渡ります。

しかし内乱によって妻・明美を失い、幼い憂助も死亡したと思い込むことになりました。

その後ノコルと出会い、

内乱によって親を失った子どもたちを救うことを、

自分の使命

として生きていきます。

そして生まれたのが、

テント。

犯罪行為を請け負って得た金も、

孤児たちを救うため

に使われていました。

さらにフローライト事業を成功させることで、

犯罪に頼らず支援を続ける

ことを目指していたようです。

そして衝撃だったのが、ベキが「テントは日本を標的にしたことがない」と否定したことです。

ただし、これはベキ側の説明にすぎません。第4話から物語の大前提だった情報は誤りなのか、それともベキが何かを隠しているのか。誰が「テントの最終標的は日本」という情報を流したのかが重要になります。

また、明美の「復讐して」は誰へ向けた言葉なのか、公安の救援ヘリを引き返させた指揮官は誰なのかという、ベキの復讐につながりそうな謎も残りました。

さらに、

乃木に撃たれた別班4人の生存も判明。

そして乃木自身が、

「別班の任務としてここに来た」

と認めました。

乃木は本当に裏切っていなかったのでしょうか。

父・ベキは乃木をどうするのか。

フローライト情報を漏らした人物は誰なのか。

日本に残るテントのモニターは誰なのか。

なぜ乃木は、Fに止められても別班の任務だと認めたのか。

最終第10話で、

乃木・ベキ・テント・別班を巡る物語がどんな結末を迎えるのか

注目です。

→ VIVANT第10話のあらすじ・考察はこちら

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