『VIVANT』第12話で、丸菱商事の長野利彦専務が別班員だったことが判明しました。
長野専務といえば、第1シーズンで太田梨歩との不倫関係を認めた人物です。
しかし、長野が別班員だったと分かったことで、
太田との不倫は本当だったのか?
天才ハッカー「ブルーウォーカー」である太田を監視するために近づいたのではないか?
という疑問が浮上しました。
結論からいうと、現時点では長野と太田の不倫関係は本当だった可能性が高いと考えます。
第1シーズンでは長野本人が不倫関係を認めており、太田の最近の様子についても具体的に証言していました。少なくとも、2人が頻繁に連絡を取り、長野が太田の私生活に近い位置にいたことは間違いなさそうです。
一方で、第12話では長野が東南アジア方面を統括する別班員として乃木の前に登場しました。長野が別班員だった以上、太田への接触に別の目的がなかったとは言い切れません。
この記事では、第1シーズンで描かれた長野専務と太田梨歩の関係を振り返りながら、不倫偽装説、ブルーウォーカー監視説、別班任務説を考察します。
※この記事には『VIVANT』第12話までのネタバレが含まれます。
長野専務と太田梨歩の不倫関係とは
第1シーズンの誤送金事件では、丸菱商事財務部に勤務していた太田梨歩が、送金システムの改ざんに関わっていたことが判明しました。
公安が太田の自宅を調べると、彼女が伝説的なハッカー「ブルーウォーカー」だったことも明らかになります。
ただし、東条翔太は、ブルーウォーカーが私利私欲のために情報を漏らす人物ではないことから、太田を裏で操っている人物がいると考えました。
太田には「fox.777」というアドレスから、何度も接触を求めるメールが届いていました。
野崎たちが太田になりすまして待ち合わせ場所を指定すると、そこに現れたのが丸菱商事の長野利彦専務です。
野崎から関係を追及された長野は、太田と不倫関係にあったことを認めました。
さらに長野は、太田が最近になって突然呼び出され、外出することが何度もあったと証言しています。
この流れだけを見ると、長野は太田の不倫相手であり、太田の異変に気づいていた人物だったことになります。
不倫を明かしたのは長野専務本人
ここで注意したいのは、2人の不倫関係が、主に長野本人の証言によって示された点です。
第1シーズンでは、
長野が太田と不倫関係だったと認める
という場面が描かれました。
一方、太田本人から、長野との関係がどのようなものだったのか詳しく語られた場面はありません。
つまり、作中では不倫関係が事実として扱われているものの、
- どちらから近づいたのか
- いつから関係が始まったのか
- 太田も長野を不倫相手と認識していたのか
- 現在も関係が続いているのか
までは明らかになっていません。
長野が別班員だったと判明したことで、当時の告白をそのまま信用していいのか、改めて考える余地が生まれました。
長野専務は第1シーズンから別班員だと疑われていた
野崎は太田との関係だけでなく、長野の経歴にも注目していました。
長野は防衛大学校出身で、卒業後から大学院へ進むまでに2年間の空白があります。
野崎は長野に対し、別班のような組織に所属しているのではないかと直接揺さぶりをかけました。
しかし、長野は防衛大学校時代に薬物へ手を出し、卒業後は更生施設へ入っていたと告白。
公安が確認した結果、その説明を裏付ける記録も見つかったため、長野への疑いは一度薄れました。
ところが、第12話のラストで長野は、東南アジア方面を統括する別班員として乃木の前に登場します。
乃木が接触コード「32118」を確認してホテルのドアを開けると、そこに立っていたのが長野専務でした。乃木だけでなく、長野も驚いた表情を見せています。
つまり長野は、第1シーズンで野崎から核心に迫られながら、別班員であることを隠し通していたことになります。
太田梨歩との不倫は別班員であることを隠すための嘘?
まず考えられるのが、不倫関係そのものが作り話だったという説です。
長野が太田へ何度も連絡していた理由を公安から聞かれた際、
太田とは不倫関係だった
と説明すれば、2人の接点を私的な関係として処理できます。
本当は別班の任務で太田へ接触していたとしても、不倫を認めることで、その目的を隠せるというわけです。
長野にとっては会社での立場や家族関係を失いかねない告白ですが、別班の正体が露見するよりは被害が小さいと判断した可能性もあります。
ただし、この説には弱い部分があります。
長野は太田の様子が最近おかしかったことや、誰かに呼び出されていたことまで具体的に証言していました。
単に接触理由を隠すためだけなら、ここまで太田の私生活に近い情報を話せるでしょうか。
長野と太田の間に、ある程度親密な関係があったと考えるほうが自然です。
長野専務はブルーウォーカーを監視していた?
次に考えられるのが、長野が太田を監視する目的で近づいたという説です。
太田は、警察のサイバー犯罪対策課に所属する東条からも高く評価されるほどのハッカーでした。
誤送金事件では、丸菱商事のシステムを改ざんできる技術を持ち、その後も別班の活動に関わる暗号解析や情報収集で能力を発揮しています。
国防を目的とする別班から見れば、太田のようなハッカーは、
- 敵対組織に利用される危険がある
- 政府や企業の機密情報へ侵入できる
- 海外のサーバーや通信を解析できる
- 別班の協力者としても利用価値が高い
重要人物です。
長野が丸菱商事の専務という立場を使い、社内にいた太田を監視していた可能性は十分考えられます。
ただし、長野が太田を監視する任務を与えられていた事実は、現時点では劇中で明かされていません。
ここは第12話で長野が別班員と判明したことを根拠にした考察であり、確定情報ではありません。
長野専務は太田がブルーウォーカーだと知っていた?
長野が太田を監視していたかを考えるうえで重要なのが、
長野は太田がブルーウォーカーだと知っていたのか
という点です。
考え方は大きく二つあります。
本当に知らなかった可能性
長野が別班員だからといって、国内にいるすべてのハッカーを把握しているわけではありません。
第12話では、長野が東南アジア方面を統括する別班員として紹介されています。
海外任務を中心に担当していたなら、丸菱商事の社員である太田がブルーウォーカーだとは知らず、純粋に私的な関係を持っていただけだった可能性があります。
乃木と長野が同じ会社に勤めながら、互いが別班員であることを知らなかった様子からも、別班内部の情報が細かく分けられていることがうかがえます。
長野が太田の裏の顔を知らなかったとしても、不自然とは言い切れません。
知っていたが公安には隠した可能性
反対に、長野が太田の正体を知っていた可能性もあります。
公安に、
太田がブルーウォーカーだと以前から知っていた
と話せば、なぜ専務である長野がハッカーの正体を把握していたのか追及されます。
そこから別班員としての任務や情報源まで疑われかねません。
そのため長野は、
太田とは不倫関係だったが、ハッカーだとは知らなかった
という説明を使い、別班とのつながりを隠した可能性があります。
長野は第1シーズンで、野崎から別班員ではないかと疑われながら、実際の正体を隠し通しています。
太田についても、知っている情報を意図的に少なく話した可能性は否定できません。
長野が監視していたなら、なぜ山本を止めなかった?
監視任務説には、大きな矛盾があります。
太田はテントのモニターだった山本巧に利用され、誤送金事件へ巻き込まれました。
さらに山本は、自分との関係が発覚することを恐れ、太田を拉致していました。乃木と野崎は、山本が太田を拉致したと推測し、救出へ動いています。
太田は後に、山本から監禁中に乱暴な扱いを受けていたことも明かしています。
長野が太田を近くで監視していたなら、
なぜ山本の接触や拉致を防げなかったのか
という疑問が残ります。
考えられる理由は次のとおりです。
- 長野は太田がブルーウォーカーだと知らなかった
- 別班の監視対象ではなかった
- 山本との接触までは把握できていなかった
- 太田との関係が途切れかけていた
- 長野は海外任務を優先していた
- 山本をあえて泳がせていた
ただし、最後の「山本を泳がせていた説」はかなり弱いです。
太田が拉致されるまで放置する危険性が高く、長野が山本を監視していたことを示す描写もありません。
この矛盾を考えると、
長野は別班員として太田を常時監視していた
という説は、現時点では決め手に欠けます。
太田梨歩は長野専務に利用されていた?
長野が別班の任務を隠して太田へ接近していたなら、太田は長野から利用されていたことになります。
太田はすでに山本から、ブルーウォーカーとしての能力を利用され、誤送金事件へ巻き込まれていました。
そのうえ不倫相手だと思っていた長野まで、実際には別班の任務で接触していたとすれば、太田は二人の男性から異なる目的で利用されていたことになります。
ただし、現時点では長野が太田を利用していた証拠はありません。
太田本人が、
- 長野とどのように知り合ったのか
- 長野をどう認識していたのか
- 長野の別班員としての正体を知っていたのか
- 長野から何かを頼まれていたのか
を語っていないためです。
太田の心情や2人の関係を、長野の証言だけで断定することはできません。
太田梨歩は長野専務が別班員だと知っていた?
太田は世界的なハッカーです。
その能力を考えると、交際相手である長野の経歴や過去を調べていても不思議ではありません。
長野には、防衛大学校卒業後の空白期間や、不自然にも見える経歴があります。
太田が長野の通信や経歴を調べ、別班員だとまでは分からなくても、
普通の商社役員ではない
と気づいていた可能性はあります。
一方、別班は乃木と長野が同じ丸菱商事に所属しながら、互いの正体を知らないほど秘密性が高い組織です。
太田ほどのハッカーでも、長野の別班員としての記録へたどり着けなかった可能性も十分あります。
現時点では、太田が長野の正体を知っていたと判断できる材料はありません。
長野専務と太田梨歩の不倫に考えられる3つの説
2人の関係について、現在考えられる説を整理します。
| 説 | 内容 | 現時点の可能性 |
|---|---|---|
| 本当に不倫していただけ | 別班任務とは無関係の私的な関係 | 高 |
| 不倫関係は作り話 | 太田への接触理由を隠すために長野が嘘をついた | 低~中 |
| 任務で接触し、不倫関係にもなった | 監視や調査を目的に接触し、実際に関係へ発展 | 中 |
本当に不倫していただけ説
作中で長野本人が不倫関係を認め、太田の最近の行動についても具体的に証言しています。
長野が別班員だったからといって、すべての人間関係が任務だとは限りません。
第12話で長野が別班員と判明した後も、不倫を否定する新情報は出ていません。
現時点で最も証拠に近いのは、この説です。
不倫関係は作り話だった説
長野が太田へ接触していた本当の理由を隠すため、不倫を認めた可能性です。
ただし、太田と頻繁に連絡を取り、行動の変化に気づいていたことまで説明できるため、完全な作り話より、何らかの親密な関係はあったと考えるほうが自然です。
任務で接触し、不倫関係にもなった説
長野がブルーウォーカーを監視・調査する目的で太田に近づき、接触を続けるうちに本当に男女の関係へ発展した可能性です。
別班員と天才ハッカーという2人の正体を考えると、ドラマとしては最も興味深い説です。
しかし、長野が太田を監視していたなら、山本による利用や拉致を防げなかった理由が説明できません。
そのため、現時点では本命にするほどの証拠はありません。
結論:不倫は本当だった可能性が高い
現時点では、長野専務と太田梨歩の不倫関係は本当だった可能性が高いと考えます。
理由は次のとおりです。
- 長野本人が不倫関係を認めている
- 太田と頻繁に連絡を取っていた
- 長野は太田の行動の変化に気づいていた
- 第12話でも不倫が偽装だったとは明かされていない
- 長野が太田を監視していたことを示す直接的な描写がない
- 監視していたなら山本を止めなかった理由が不自然
長野が別班員だったことだけを理由に、
不倫はすべて別班の任務だった
と決めつけるのは早いでしょう。
ただし、長野が太田をブルーウォーカーだと知っていた可能性や、別班員として太田の能力に注目していた可能性は残ります。
最初は本当に私的な不倫関係だったものの、その後、長野が太田を別班の協力者として利用しようと考えた可能性もあります。
現時点では、
不倫関係は本当。ただし長野が太田に隠していた別の目的があった可能性は残る
という結論が最も自然です。
今後注目したい5つのポイント
今後の放送で確認したいのは、次の点です。
- 太田本人が長野との関係を認めるのか
- 長野はいつ太田がブルーウォーカーだと知ったのか
- 長野が太田へ最初に近づいた目的は何だったのか
- 長野は山本による利用や拉致を把握していたのか
- 第2シーズンで長野と太田が直接再会するのか
特に重要なのは、太田本人の証言です。
第1シーズンでは長野側の説明によって不倫関係が示されました。
太田から2人の関係が語られれば、不倫が本物だったのか、長野の任務に巻き込まれていたのかが明らかになる可能性があります。
VIVANT長野専務と太田梨歩の関係まとめ
『VIVANT』第1シーズンでは、長野専務が太田梨歩との不倫関係を認めました。
太田は天才ハッカー「ブルーウォーカー」であり、山本巧に利用され、誤送金事件へ巻き込まれた人物です。
第12話では長野が東南アジア方面を統括する別班員だったことが判明し、第1シーズンで語られた不倫関係にも、新たな疑問が生まれました。
重要なポイントをまとめます。
- 長野本人は太田との不倫関係を認めている
- 太田本人から関係の詳細は語られていない
- 長野は太田の行動の変化に気づいていた
- 第12話で長野が別班員だと判明した
- 不倫が別班任務の偽装だった可能性は残る
- 太田を監視していたと断定できる証拠はない
- 監視していたなら山本を止めなかった点が不自然
- 現時点では不倫関係は本当だった可能性が最も高い
長野は太田へ恋愛感情だけで近づいたのか。
それとも、別班員としてブルーウォーカーの能力を把握したうえで関係を続けていたのか。
2人が第2シーズンで再会すれば、第1シーズンから残っていた関係の真相が回収されるかもしれません。