ドラマ化が決定してキャストに池田エライザさんや神尾楓樹さんらを迎えることになった『左利きのエレン』。
熱狂的なファンも多くジャンプ+でもリメイク版が配信されている人気漫画です。
そんな人気漫画の『左利きのエレン』ですが、打ち切りの噂があったことをご存知でしょうか?
今回は『左利きのエレン』のなぜ打ち切りの噂が出てきてしまったのか?原作版とリメイク版はどう違うのか?どこで読むことができるのか?ということを記事にしていきたいと思います。
【左利きのエレン】打ち切りの噂の出どころは作者?
『左利きのエレン』が打ち切りになってしまうという噂が出てきたのは、著者であるかっぴーさんのブログがきっかけだったのかもしれません。
そのブログというのが2016年10月31日に書かれた『「左利きのエレン」は赤字です』というタイトルのもの。
リンクを貼っておきますので詳しい内容はそちらをご覧ください。
このかっぴーさんのブログの中だと
- 普通の漫画家の収益源は、主にページ数に応じた原稿料と書籍化の印税ですが、一方「左ききのエレン」の収益源は、有料会員のPV数に応じた原稿料とKindleの印税です。つまり、無料でいくら読まれても1円にもならないし、同じPVなら100ページでも1ページでも同額になります。
- 「プロ漫画家が1ページ描いて稼ぐ金額を、1話(20〜30ページ)で稼いでる」と言うと、赤字の度合いがなんとなく分かって頂けるかと思います。
ということを発言しておりこの当時は『左利きのエレン』は、稼ぎには程遠い作品だったという厳しい状況だったのがわかります。
ただかっぴーさんはこのブログの中でこのようなことも発言しています。
- 正直な話「左ききのエレン」で儲けるつもりはあんまり無いです。
- エレンだけは自主制作というか黒歴史の日記というか、自分の中の怨念みたいなものを成仏させてやるために時間をかけて描きたいと思ってます。
- 「作画をつけて紙面で連載する」とか「映像化する」とか夢はありますが、そうなったとしても儲けなくて良い。儲けなくてもいいけど、せめて赤字は無くすくらいにはしたい、というのが正直な気持ちです。
この発言からわかる通り『左利きのエレン』への自身の思い入れのある作品なので利益は関係ないということもわかります。
赤字にはならないようにはしないと本当に打ち切りになっていたのかもしれませんけど、、、
このように当時の『左利きのエレン』で赤字が続いたことが打ち切りの噂を招いたのだと思います。
【左利きのエレン】打ち切りに対するネットの声
左利きのエレン実写化だいぶ厳しい気持ちになるが、それで打ち切りから遠のくなら安い代償な感じがする
— terrierscript (@terrierscript) September 9, 2019
JUMP+でやってる「左利きのエレン」がヤバすぎる!
連載当初はすぐに打ち切りかな?と思ったけど、今は激アツ!クリエイターや企業達の生き残りを賭けたマネージメント心理バトル!!
大人だからこそハマる!
— 佐佑🍵@ゲーム (@sa_you_g_g) March 15, 2019
左利きのエレン4章終わったか
1話読んだ時、すぐ打ち切りのくそ漫画と思ったら2章終わりら辺から面白さに気づいたわ pic.twitter.com/nFMbI5z07Q— 葉月汁bot (@MaidisGOD) November 30, 2018
左利きのエレン打ち切り説あんの…漫画買います…打ち切りはやめてくら…
— すにぬ (@mfmfoneOone) May 6, 2018
左利きのエレン打ち切りは困るので単行本買う
— K (@napkick) May 5, 2018
左利きのエレン1巻重版しなかったら打ち切りとか…買わねばやんけ…
— たつ (@Mt_tattsu) May 5, 2018
いやぁ〜ほんと続いてくれてよかった!!
ネットの声も最初は厳しい声もありましたが、徐々に読み進めていくうちにハマっていってしまう人続出のようですね!!
確かに面白くないとドラマ化も検討されないでしょうし♪
漫画ももちろん面白いのですが、リアルなヒューマンドラマなので実写にもしやすいからドラマ化もすごく楽しみ!!!
【左利きのエレン】原作版とリメイク版の違いは?
『左利きのエレン』には原作版とリメイク版の2種類があります。
原作版はWEB限定で1年半かけて連載されていました。
その原作版の連載が終了したすぐ後にジャンプ+にてリメイク版が配信され始めました。
原作版とリメイク版はどう違うのか?
原作版はかっぴーさん自身が絵を描いているらしく、味がある絵になっています。(絵に抵抗がある人にはなかなかハードルが高いかも、、、)
その原作版の絵がこちら
まぁやっぱりとてもうまいとは言えませんね。
1巻から15巻までKindlやcakesで配信していて紙の本としては販売されていません。どちらで読んでも内容の違いはないらしいですがcakesで読んだらセリフが手書きで書かれていてリアルタイムで読むことができ、他の配信サイトで読むと書き下ろしや番外編が収録されているそう。
1巻の段階だとこんな感じですが、10巻あたりから上手になってきてるような感じがします笑
10巻までが第一部のような感じで第2部は『左利きのエレン HYPE』として11巻からとなっています。
続いてジャンプ+にて作画をnifuniさんが担当するようになりました。
その絵がこちら
うん、やっぱりクオリティが違いますね。
今はリメイク版も9巻まで発売されていて、11月には10巻発売も決まっています。
リメイク版では原作版で描かれていない話が含まれていたりして、今までの『左利きのエレン』より面白く感じます。
(原作版の方が好きという人もいるようなんで、好みの問題ですね。)
【左利きのエレン】原作版とリメイク版どっちを読んだ方がいいのか??
原作版とリメイク版のどちらを読んだらいいのか??
かっぴーさんのブログにて、こんなことも書かれていました。
後から生まれた“リメイク版”の方が、ノーカット版というイメージです。ぼくの作画では表現しきれず、カットしたエピソードを入れ込んだ完全版が“リメイク版”だと考えています。
本人は原作版とリメイク版のどちらでも読んでほしいという思いがあるようですが、最初から読むのであればリメイク版を読んでほしいとも書いています。
確かにリメイク版の方がなんとなく物語が細かく?描かれているような気がします。
原作版の方はボールペンで描かれたままの状態のような感じなので『熱量』と『ライブ感』が伝わってくるのもいいですね。
原作版もリメイク版も内容はほとんど一緒なんですが、構成が違っています。大学編だったり社会人編、といった順番が違っていますので、リメイク版を読んでいて先が気になるから原作版を読もう!!という読み方はおすすめしないようですね。
なんか話がごちゃごちゃになってしまうのを嫌に思っているのかもしれません。
個人的には先に原作版をバァーーと一気読みして、その後にリメイク版をサイド復習のような感じで読んで見ました。
絵に抵抗がある人は先にリメイク版から入ってストーリーを頭に入れて、更新のところまできたら原作版の最初から読んでもいいと思いました。(途中の巻数から混ぜて読むのはやっぱりよくわかんない感じになってダメな気がしました。)
左利きのエレンはどこで読むことができるのか?
ちょっとわかりにくくなってしまったので『左利きのエレン』はどこで読むことができるのかをまとめます。
原作版 左利きのエレン
- cakes web漫画配信サイト
- アマゾンプライム
リメイク版 左利きのエレン
- 単行本 本屋さん
- ジャンプ+ などの漫画配信サイト
- アマゾンプライム
【左利きのエレン】打ち切りは本当?原作版とリメイク版の違いは?まとめ
原作者のかっぴーさんの思いがすごく込められた作品『左利きのエレン』。
今も続いていてかっぴーさんのブログ内でお話の解説があってより深く読めたりもして楽しいですよ。
よかったらかっぴーさんのブログの方も見てみてください。
本当に「作画をつけて紙面で連載する」とか「映像化する」という夢を叶えてしまいましたね〜。
実写ドラマの方ももうすぐしたら放送開始なのでワクワクです♪
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