ピアスをあけた時にできる穴。この時にできた穴から出てくる白い糸を引っ張ってしまうと失明するという都市伝説を聞いたことありませんか?
有名な話ですよねー
私自身もピアスをあけていますが白い糸みたいなのが出てきたことはありませんが、まれに出てくるという人もいるようなんです。
この白い糸の正体は上皮化した皮膚でそれが一見すると糸のように見えてしまうそうです。
ではその白い糸と目の関係性は?
目の神経が飛び出てるからこれを引っ張ると失明してしまうと聞いたことがありますがどうなのでしょうか?
これは実際は関係ないらしく耳の中を走る顔面神経を手術なんかで傷つけてしまうと顔が麻痺してしまい目が閉じなくなることはあるようです。
この実際にあったこととの混同が都市伝説を生んでしまったのではないかと言われています。
しかし現代医学では耳が目の神経に関係するというのはありえないということも言われています。
現代医学(組織学とか病理学)的に考えれば、耳たぶの部分に穴を開けることで、神経を傷つけるとか、血管を損傷して 命に関わるような事はありません。ちゃんとした病院で開けてもらう分には、開けた穴から感染して、 傷口が炎症を起こして腐敗するようなこともまずありません。
耳の穴から白い糸が出てくることは実際にあるという。ただし、それは視神経ではない。筒状に隆起した皮膚である。もちろん引っ張ろうが、引きちぎろうが実害はない。
とのことです。
ピアスの危険を誇張したのか、親や教師が子供達にピアスをあけないようにした方便がこのように全国的に広まったのかもしれませんね。
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